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こんにちは。東京生まれ東京育ちのアラサー男子、サトシです。
最近、クラフトや手仕事のものに興味が湧いてきたので、「クラフトの聖地」と呼ばれる松本へ一人旅してきました。
松本市内で毎年5月に開催されるクラフトフェアはとても人気で混雑するそうなので、フェア終了直後を狙って訪れることに。
今回は、とくに心に残った松本民芸館についてお伝えします。
この記事は、こんな方におすすめ!
- クラフトや民芸品に興味がある
- 美しいものを直感的に感じたい
- 静かな環境で芸術作品を鑑賞したい
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目次
松本民芸館とは
松本民芸館は、丸山太郎氏が生涯をかけて収集した約6,000点もの民芸品コレクションを収蔵する博物館です。
丸山氏は「美しいものが美しい」という信念のもと、無名の職人たちが手仕事で作った日用品の中に美を見出しました。
1962年に丸山氏が独力で創館し、1983年に松本市に寄贈されたこの博物館は、現在も丸山氏の遺志を継いで運営されています。
アクセス
松本民芸館は、松本駅からバスで約15分の場所にあります。
ちなみに、私が宿泊した美ヶ原温泉の「旅館すぎもと」は、松本駅と民芸館の間に位置し、宿からはバスで4駅でした。
最寄りのバス停から徒歩約200m、緑あふれる自然の中に、民芸館はひっそりと佇んでいます。
美しいものが美しい
朝9時の開館直後に訪れた松本民芸館には、他にも数組のお客さんがいらっしゃいました。
館内に入ると、「美しいものが美しい」という丸山氏の自筆の書が目に飛び込んできます。
作家の名前ではなく、作品そのものの美しさを感じることの大切さを説くこの言葉、心にグッと響きました。
展示品には説明がないので先入観なく、作品そのものを楽しめます。どれも美しく、約1時間かけてゆっくりと鑑賞しました。
松本民芸館で見つけた、美しいものの本質
松本民芸館は、丸山太郎氏の「美しいものが美しい」という信念を体現する博物館です。
無名の職人たちが手仕事で作り上げた日用品の中に美を見出し、作品そのものを感じることの大切さを教えてくれました。
緑に囲まれた静かな環境の中で、民芸品の美しさに浸り、その本質に触れる。
クラフトや民芸品に興味がある方はもちろん、美しいものを直感的に感じたい方におすすめの博物館です。