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ふと日常から離れたくなる瞬間ってありませんか?
そんな時、私は新しい発見を求めて、一人旅(ひとりおでかけ)をしてリフレッシュします。
ふいにオフができた平日のとある日。東京・墨田区の「小さな博物館」を訪れました。
想像以上に素敵な場所だったのでご紹介します。
ちいさな硝子の本の博物館
かつて喫茶店だった空間を改装した「ちいさな硝子の本の博物館」。
約850冊のガラス関連の本や資料が所狭しと並んでいます。
とくに興味深かったのは、墨田区のガラス工場で働いていた職人の手書きノートです。
その中には、戦後の街の移り変わりや、職人さんが大切にしてきた技術への思いが綴られています。
ぜひじっくりと読んでみてください。
ガラス彫り体験
この博物館では、「リューター」という道具を使って、ガラスに好きな模様を彫る体験ができます。
グラスや箸置き、ペーパーウェイトなど、好みのガラス製品を選んで自分だけの一品を作れるのです。
選べるガラスも墨田区にゆかりがあるガラス工場の製品です。
生産が止まり、残り個数が限られているものもあるので、興味がある方はお早めに!
せっかくの機会なので体験してみましたが、正直絵には自信がないので、ちょっと不安でした。
でも、スタッフさんの丁寧な指導と、絵のサンプルのおかげで、超初心者の私でも無事、作品を作れました。
黙々と作業するのもよし、スタッフさんからこの博物館の歴史を掘り下げて教えてもらいながら作業を楽しむのもよしです。
小さな博物館、大きな魅力
「ちいさな硝子の本の博物館」は、墨田区の「すみだ3M運動」における「小さな博物館」に認定されています。
元喫茶店のレトロな雰囲気の中で、ガラスの歴史と魅力に触れる時間は、忙しない日常を忘れさせてくれました。
定番の観光地とは一味違う、知的で心温まる体験ができる穴場スポットです。
ぜひ気軽に訪れてみてくださいね。