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「日本一のモグラ駅」として知られる群馬県の土合駅。
鉄道ファンの私にとって長年の夢だった場所を、ついに訪れることができました。
地下深くに広がる巨大なトンネル状のホームと、486段の階段が織りなす不思議な空間に、心躍るひとときが待っていました。
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目次
いざ!土合駅へ
上毛高原駅や水上駅からバスで行くのが一般的ですが、鉄道ファンの私としては、どうしても上越線に乗りたい。
そこで、13:32 水上発の上越線に乗り込みました。
車窓からの景色を楽しんでいるとトンネルに入り湯檜曽駅に。さらに長いトンネルを抜けると、ついに憧れのモグラ駅「土合」に到着しました。
486段の階段を登る
土合駅の最大の特徴は、下りホームから駅舎までの486段の階段。
標高差約70mを一気に登り切る、まさに「日本一のモグラ駅」にふさわしい光景です。
上を見上げると、まっすぐ延びる階段が続いています。
「ついに来た!」と感激しつつ、深呼吸をして一歩を踏み出しました。
階段は5段ごとに少し広くなっており、各段には数字が書かれています。
途中には休憩用のいすも設置されており、利用者への配慮を感じます。
一人旅の私は、自分のペースでゆっくりと登っていきます。
疲れたら休憩しようと思っていましたが、意外にも一気に登りきることができました。
年齢を重ねても、まだまだ体力があるものだと少し自信がつきました(笑)
登り切った先の通路には、「お疲れ様でした(階段数462段)改札出口まで後143メートル 階段2か所で24段です。がんばってください」という表示が。
思わず笑みがこぼれ、最後の頑張りへの活力をもらいました。
鉄道ファン垂涎の地、土合駅で忘れられない思い出を
「日本一のモグラ駅」土合駅は、鉄道ファンなら一度は訪れたい場所でした。
年齢を重ねた今だからこそ、この貴重な体験の価値がより一層感じられた気がします。
鉄道の魅力を再発見した、忘れられない旅となりました。