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こんにちは!一人旅デビューは高校生のとき。
大学院生のいまもチャンスを見つけては一人旅している、ソロトリのKotaroです。
乗り物系全般、神社仏閣、橋梁などの土木構造物など、好きなものがたくさんありますが、温泉も大好き。
今回は群馬県の下仁田で出会った不思議な温泉をご紹介します。
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目次
下仁田へ向かった理由
今から3〜4年ほど前、ちょうどコロナ禍の頃、下仁田へドライブしました。
下仁田に向かった理由は二つあります。
1.下久保ダムを見たい
下仁田に向かった最大の理由は、下久保ダムを見学することでした。
このダムの特徴は、なんといってもその直角の堤体です。
多くのダムが丸みを帯びた形状をしているのに対し、下久保ダムは珍しい直角の形状をしています。
ダムマニアにはたまらない光景です。
2.下仁田ネギを食べたい
下仁田といえば、やはり名物の「下仁田ネギ」。これを食べずには帰れません。
下久保ダムの後は「おかた茶屋」に立ち寄りました。
注文したのは、下仁田ネギがたっぷり入った「もつ鍋定食」です。
下仁田ネギの特徴は、その甘さと大きさ。普通のネギとは一線を画す味わいに、思わず唸ってしまいました。
さらに、こんにゃくも下仁田の名物です。
もつ鍋にはこんにゃくもたっぷり入っていて、下仁田名物の味を存分に楽しむことができました。
下仁田の日帰り温泉へ
ダム見学と名物グルメを堪能し、二つのミッションをクリア。
さて、これからどうしようか考えていた時、ふとGoogleマップで周辺を探してみると温泉を発見!
せっかくなので、と思い立ち、その温泉に向かいました。
温泉藻との出会い
到着したのは八千代温泉「芹の湯」。
お食事処から出てきたおばあちゃんに直接手渡しでお金を払うという、なんとも素朴な雰囲気です。
浴室に入って目の前に広がっていたのは、木製の浴槽の底一面に広がる苔のようなもの。
それは「温泉藻(おんせんそう)」と呼ばれるものでした。
温泉藻は50度〜80度という高温で繁殖する藻類で、草津温泉をはじめとする群馬県の温泉や別府温泉などで見られるそうです。
ただ人が入る浴槽にそのまま生育したままにしてある温泉はかなり珍しいのではないでしょうか。
ややしょっぱい源泉かけ流しの温泉に浸かりながら、まるで雨上がりの芝生の上を歩いているような不思議な感覚を味わいました。
最初はおっかなびっくりでしたが、だんだんとその独特な感触にハマっていきました。
私だけでなく、ツーリング中に立ち寄った他のお客さんや、外国人観光客もこの独特の光景に興味津々の様子。
「こんなのあるんだ!」という驚きと発見の声があちこちで聞こえていました。
最近の温泉では「きれいさ」を重視して温泉藻のようなものは掃除の際に撤去されてしまいそうですが、このあえて残されているありのままの姿。
それが新鮮で、一期一会の特別な温泉体験として心に残りました。
- 住所
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群馬県甘楽郡下仁田町西野牧12809-1
住所をコピーする - HP
- https://www.serinoyu.com/
温泉の新たな魅力に出会う旅
下仁田ドライブでは直角のダム、甘い下仁田ネギ、そして温泉藻との出会いに恵まれました。
特に芹の湯での体験は、温泉の新たな魅力を教えてくれました。
皆さんも、有名な温泉地だけでなく、穴場な温泉地を探してみてはいかがでしょうか。
温泉の新たな一面に出会えるかもしれません。