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こんにちは。ソロトリのMakiです。
一人旅の面白さに目覚めて以来、ずっとチャレンジしたいことがありました。
それが「ソロキャンプ」!
ただ、家族とコテージに宿泊するキャンプをしたことはあるけど、テント泊すらしたことがない私にはハードルが高すぎ・・・?
でもしてみたい・・・
そんな想いを抱え続けていましたが、超初心者の私でも何とかなりそうなキャンプ場を発見したことを機に、チャレンジしてみることに!
キャンプ超初心者がソロキャンプしたらどうなったのか・・・
ご覧ください。
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目次
コンセプトは「無理しない」
キャンプ初心者がソロキャンプ、ということで、無理せず楽しむために4つのコンセプトを決めました。
- アクセスしやすく、車の運転を最小限にできるキャンプ場を選ぶ(ペーパードライバーで運転に自信がないため)
- 基本はレンタル&現地調達で、荷物を最小限にする(途中まで電車移動のため)
- 火おこし、包丁が必要な料理はしない(卓上コンロでなんとかする)
- キャンプ専用アイテムは極力買わず、手持ちのものでなんとかする(これから徐々に揃えたい)
キャンプ上級者のようなフル装備は目指さず、かといって快適さは妥協せず、ソロキャンプの時間を純粋に楽しむことを目指します!
※前回記事にて、ソロキャンプデビューに向けて準備したこと、実際やってみて必要だったもの、かかった費用を詳しくご紹介しています。
松本のキャンプ場でソロキャンプ

ソロキャンプデビューの場所は長野県の「松本市美鈴湖もりの国オートキャンプ場」に決めました。
ここを選んだ最大の理由は、「アクセスの良さ」と「ソロキャンプセットのレンタル」があること。
松本駅から車で約30分、整備された広めの道でアクセスできます。
運転に慣れている方なら自宅から車で向かうと思いますが、私は運転に慣れていないので、東京から松本までは電車で、松本駅前でレンタカーを借りて向かいました。
いざ!キャンプ場へ

昼ごろに松本駅に到着し、信州蕎麦ランチを楽しんだ後、駅前でレンタカーを借りて出発しました。
松本駅からまっすぐ向かえばキャンプ場まで30分ほどですが、私は途中でスーパーに寄って食材を調達しました。
キャンプ場のHPに載っている推奨ルートで行けば、道はそれほどクネクネしておらず広めなので、慣れていない私でも運転しやすかったです。
キャンプ場に到着したらチェックインし、レンタル品を受け取って指定のサイトに向かいます。
9月の平日だったこともあり、この日の宿泊客は私ともう一人のソロキャンプの方のみ。
8月や週末は家族連れが多いらしいので、ソロキャンでゆっくりするなら平日がおすすめです。
絶景サイトでテント設営

指定されたサイトに到着して、まず驚いたのがその眺望!
遮るものは何もなく、松本市街地から北アルプスが一望できる絶景サイトでした。
こんな素敵な場所で一晩過ごせるなんて・・・「最高!」と思わず声に出してしまいました。
さて、ここからが私にとって一番のチャレンジ。
初めて一人でテントを設営します。
キャンプ場の方にお願いしたら手伝ってもらうこともできたのですが、せっかくのソロキャンプデビュー。
一人で頑張ってみたくなって、チャレンジすることに。ダメだったら手伝ってもらえると思うと安心できました。
レンタルしたテントを説明書に従って組み立てていきます。
多少手間取りつつも、なんとか一人で完成させられました。
ソロキャンプをしなかったら、一生一人でテントを張ることはなかったかもしれません(同行者がいたらつい甘えがち・・・笑)。
自信がつきました!
憧れの焚き火タイム
テント設営を終えて一息ついたところで、いよいよ憧れの焚き火タイム!
このキャンプ場は林業の会社が運営しており、焚き火の薪にもこだわりがあります。
「針葉樹」と「広葉樹」の薪が選べたのですが、火をつけやすく初心者におすすめという「針葉樹」を選びました。
「広葉樹」の方がやや難易度が高いけど、燃焼時間が長く、長時間焚き火を楽しめるそう。いつか「広葉樹」にもチャレンジしてみたいものです。
焚き火はキャンプ場の人にお願いしたら手伝ってもらえるとのこと。
私の場合、正直手伝ってもらったというか、ほぼ全てお任せしてしまいました(笑)。
私がしたのは薪を少し割ったことと、フェザースティック作りに1本チャレンジしただけ。
※フェザースティック・・・火がつきやすいように、細かく切れ込みを入れた木

というのも、純粋な焚き火は意外と難しいのです・・・
着火剤などを使えば簡単らしいのですが、今回は純粋な焚き火を、ということで、麻ひも、白樺の皮(天然の着火剤だそう)、フェザースティックを使って火をつけてもらいました。
焼きマシュマロを食べつつ、火の揺らぎを眺め、ひとりぼーっとする時間は格別。
日常では味わえない贅沢な時間に、ソロキャンプに来て良かったと心から思いました。

夕食はピザ&お肉!
キャンプ初心者なので、料理も「無理しない」がモットー!
焚き火は眺めて楽しむだけにして、料理は手軽なカセットコンロ(レンタル)で済ませることにしました。
食材は、スキレット(レンタル)で温めればOKのもの、お湯をそそぐだけのもの、そのまま食べればいいものに限定。
松本駅から向かう途中のスーパーで、味付き肉(焼くだけでOK)とカット済み生野菜(洗わずそのまま食べてOK)を買ってきました。
さらに、塩尻市広丘高出にあるピザ専門店「Verde Pizza Factory」のピザと、松本ブルワリーのクラフトビールを、キャンプ場内の売店にて購入。
お肉とピザを焼くだけで至福の夕食タイムになりました。

デザートはスーパーで見つけた長野県産のシャインマスカット。
地元の美味しいものを手軽に楽しめるのも、キャンプの醍醐味ですね。

夜を味わう
キャンプ場内の電波は5Gが1本立っており(docomoの場合)、やや弱めですが、通じないわけではありません。サイト内に電源もあるので充電も可能です。
ただし、せっかく自然の中にいるのに、自宅のようにスマホをいじって過ごすのはもったいない!
夜景を眺めつつ、持ってきた小説を読みながら夜を過ごしました。

夜が更けてきて、そろそろ就寝の時間。
一人用のテントの中は、子供の頃に憧れた秘密基地のような空間は非日常感満載で、ワクワクが止まりません。
寝心地は想像以上によく、ぐっすり眠れました。
自然の音に包まれるソロキャンプ
1日目を終え、ソロキャンプは決して静寂の時間ではないことに気づきました。
どんぐりが木から落ちてテントに当たる音、秋の虫の鳴き声、風の音。
さまざま自然の音に包まれながら眠りについた時、都会では味わえない特別な体験をしている、と感じました。
ソロキャンプ体験記は後編に続きます。