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植物の名前には詳しくないですが、緑あふれる場所には無条件にときめいてしまう、ソロトリライターのMochiです。
なんだか気持ちがパッとしない時、山とか森とかで本気の自然に触れたい!という気持ちが高まります。
でもそのための遠出となると、なかなか時間とパワーが足りず……。
「23区内にアクセスがよくて自然豊かなスポットがあったらな」と想像していたら、その欲張りな願望を満たす場所が、なんと都会の真ん中・大手町にあると知りました。
大手町の森
「大手町の森」は、東京・大手町のビル群の中に作られた森です。
広さは約3,600㎡で、「大手町タワー」の全敷地の約3分の1に及ぶほど。
この森で育まれる植物の中には、東京都の「レッドデータブック(絶滅のおそれがある動植物についての詳細が書かれた書籍)」に掲載されている絶滅危惧種も含まれています。

大手町の森へのアクセス
1. 東京メトロ ・都営三田線「大手町駅」から直結の「大手町タワー」を目指します。
2.「大手町タワー」の西側、B2階からエスカレーターで1階へ。
3.「大手町の森」に到着です!
動植物の多様性を育む「本物の森」
大手町の森は「プレフォレスト」という手法で、千葉県君津市で育てた森を移植して作られました。
地下に飲食店などがあり安全性や適切な管理方法を考える必要があるため、君津市の山林で実際に森を育て3年ほど検証を行いました。

大手町の森は「本物の森とはなにか?」ということを考えて作られています。
木々を様々な密度でランダムに植える「疎密」、樹齢の異なる木々を植える「異齢」、落葉樹・常緑樹・地被類が混ざりあう「混交」という、自然の森から気づきを得た3つの要素を軸としているのがポイントです。

とにかく多様性が豊かで、森の設計時に117種程度だった植物種は、完成後は300種を超え、現在では競争を経て200種程度に落ち着いています。
春に花が咲くニリンソウやカタクリ、夏のキツネノカミソリなど、希少な山野草も生育している珍しい場所です。


自然豊かな皇居から緑がつながり、動物たちの中継地点としての役割も果たしている大手町の森。
移動していく渡り鳥だけではなく、ハヤブサやタカ、タヌキなども訪れることがあります。

大手町の森では、実際に訪れていただくことがクエスト完了の条件となっています。
都会に根を下ろした「本物の森」に足を運び、ぜひクエスト完了報告をしてみてください!
「大手町の森」へいくならTripQuestにチャレンジ!
東京駅から徒歩5分、絶滅危惧種が育つ森を散策しよう!
散策するだけでリフレッシュできる
長い時間をかけ、人と自然が手をつないで作り出した大手町の森。
自然の美しさと静けさ漂うこの森で、鳥のさえずりや風に揺れる木々の音を聞けば、きっと心も身体もかろやかになるはずです。
アクセスのいい場所で貴重な植物や森の息遣いを感じつつ、自然と一体になるひとときを楽しんでみてください。

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※ソロトリは東京都が推進する「TOKYO GREEN BIZ」と連携し、東京都内で味わえる”ちょっと特別な緑体験”をご紹介しています。
一人旅やお出かけの新しい楽しみ方として、ぜひ参考にしてください。