当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、まとめサイト等への引用を厳禁いたします。
ひとりで海外まで飛んじゃうくらい一人旅が大好きな西門です。
サラリーマンの憩いの場として親しまれる日比谷公園。銀座や新橋からも近く、オフィスビルに囲まれたこの公園には、昼休みになると多くのオフィスワーカーたちが訪れ、思い思いの場所でランチを楽しむ光景が見られます。
この日比谷公園に、樹齢400年を超える歴史を持つ大イチョウがあることをご存知でしょうか。今回は、この歴史ある巨木を訪ねて日比谷公園を歩いてみました。
日比谷公園

日比谷公園は、明治36年(1903年)に開園した日本初の西洋風公園です。政治・経済・文化の中心である首都東京にふさわしい近代的な公園として、本多静六博士の設計により誕生しました。
この地は、幕末までは松平肥前守をはじめとする大名屋敷が置かれ、明治期には陸軍練兵場として使用されていました。
約16万平方メートルの広大な敷地には、花壇や噴水といった公園の定番施設に加え、通称”野音”として親しまれる「日比谷公園大音楽堂」や、老舗洋食レストラン「松本楼」が開園当初から存在します。洋花、洋楽、洋食を兼ね備えた、まさに日本における西洋文化の発信地となっています。
芝庭広場では映画の野外上映イベントが開催されるなど、多目的なイベントスペースとしても活用されています。
日比谷公園へのアクセス
日比谷公園へは複数の駅からアクセスできます。霞ヶ関駅と日比谷駅からは公園に直結しており、最もアクセスが便利です。ただし、公園は広大な敷地を持つため、目的地に応じて最寄り駅を選ぶことをおすすめします。
【主要アクセス】
・「霞ヶ関」駅(東京メトロ丸ノ内線・千代田線)出口すぐ
・「日比谷」駅(東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線)出口すぐ
・「桜田門」駅(東京メトロ有楽町線)徒歩5分
・「有楽町」駅(JR線)徒歩8分
樹齢400〜500年!「首賭けイチョウ」に会いに行く

日本初の西洋風公園として誕生した日比谷公園ですが、公園内にはとても大きなイチョウの木が一本あります。
その名も「首賭けイチョウ」。
ど〜ん!と、ど迫力の佇まいのこのイチョウは、なんと樹齢400〜500年ほどだといいます。幹は驚くほど太く、なんと7mもあります!
長い月日を生きてきたことを彷彿させてくれますね。しかし、なぜ「首賭けイチョウ」というのでしょうか?

実は、「首賭けイチョウ」は当初は現在の日比谷交差点あたりに植えられていました。
道路拡張工事にあたり伐採寸前になっていたところを、日比谷公園の設計を手がけた本多静六博士が、「自分の首にかけても移植させる」と言ったことから、この名前がついたのです。
そして明治35年に、450mの距離を25日間かけて移動し、現在の場所に移植されました。
本多博士が自分の首をかけて守った大イチョウは、今は日比谷公園のシンボルとなり、多くの人たちに愛されています。
「日比谷公園」へいくならTripQuestにチャレンジ!
公園生みの親が首をかけて守った大イチョウに会いに行こう!
日比谷公園で、博士が首をかけて守ったイチョウを見てみよう!
西洋風の公園でありながらも、ところどころに和風のテイストも備えた日比谷公園。
花壇、噴水など見どころはたくさんありますが、公園の生みの親である本多博士が、自分の首をかけても守りたかったイチョウがあることは知りませんでした。
日比谷公園に訪れた際は、「首賭けイチョウ」に注目してみてくださいね。

東京の緑のスポットやイベントを探すなら(→TOKYO GREEN BIZ MAP)
※ソロトリは東京都が推進する「TOKYO GREEN BIZ」と連携し、東京都内で味わえる”ちょっと特別な緑体験”をご紹介しています。
一人旅やお出かけの新しい楽しみ方として、ぜひ参考にしてください。