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60代になってから一人旅に目覚めました、ソロトリのYukoです。
「スキーもいいけど、スノーシューも楽しいよ」
「冬山の絶景をゆっくり楽しめるわよ」
友人からこんな言葉をかけられ、ウィンタースポーツはスキー一筋だった私が、スノーシューデビューを果たしました!
結論から言うと、これが大正解!
思い切って挑戦して本当によかったです。
今回の記事では、シニアの私が初めて、しかも一人で体験したスノーシューの魅力をお伝えします。
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目次
初めてのスノーシュー体験は「乗鞍」で
スノーシューをしてみたいけど、私の都合のいい日程で一緒にいってくれる人が見つからない…
それなら一人旅で行ってしまおう!と決意しました。
とはいえ、冬山に一人で車で行くのは無理…。
公共交通機関でアクセスできる冬山を探し、「乗鞍(のりくら)」を発見しました!
松本駅から電車とバスを乗り継いで約2時間。
嬉しいことに公共交通機関でアクセスが可能な雪山です。

最後に乗るバスの行き先が異なるだけで、上高地へのアクセス方法とほぼ同じです。
(→松本から上高地までの行き方)
いよいよスノーシューデビュー!ガイドさんと行く氷瀑めぐり
参加したのは、リトルピークスの「乗鞍高原スノーシュー 1DAY」(HP)というツアー。
初めての方でも安心して参加できる日帰りコースです。
当日は他のお客様がいらっしゃらず、私のためだけのソロツアーに。なんという贅沢…
三本滝と善五郎の滝という2つの氷瀑を巡る欲張りコースが実現しました。
1.スノーシューへ出発!
朝9時15分、ガイドさんが宿に車で迎えに来てくれました。
観光センターの事務所で説明を受けた後は、いよいよゲレンデへ。
「まずは三本滝に行ってみましょう。その後、様子を見て善五郎の滝まで行けたらいいですね」とガイドさんのご提案に沿って出発です。
ゲレンデを登って夢の平へ。
そこからはリフトで登りますが、スキー以外でリフトに乗るのは初めてなのでちょっと怖い…
でも、丁寧に乗り方、降り方を教えてもらったので、無事クリア!
降りるときにはリフトのスピードも落としてもらい、スノーシューの出発地点「三本滝レストラン」に到着しました。
※冬季はレストラン営業はしていませんが、休憩所として利用可能です。
2.スノーシューで三本滝へ
10時過ぎ、ついにスノーシューを履く時がやってきました!
「歩く時はこうやって…」
「橋を渡る時はこう…」
「坂を登る時、降る時はこうやって…」
冬山登山の経験はなく、スノーシューも初めてなので不安でしたが、ガイドさんの丁寧な指導のおかげで、スムーズに歩き始められました。
ちなみに、私はスキー経験者ですが、スキー経験はなくても歩ける人なら誰でもスノーシューはできる、と言われましたよ〜。

歩き始めてすぐに実感したのは、ガイドさんの存在の大切さ。
雪の上には道らしい道はなく、時々見かける足跡(トレース)も、中には危険な方向に進んでいるものも。
「ここから先は崩落の危険があるので行かないように」など、ガイドさんの説明を聞くたびに、絶対に一人で来るべきではないと強く感じました。

3.まさに絶景!氷瀑 三本滝
30分ほど歩いて到着した三本滝。
「う、美しい…」
3つの滝を一か所で見られる珍しい場所で、日本の滝百選にも選ばれています。
凍りついた姿は、まさに圧巻…

ガイドさんに教えてもらった安全な観賞ポイントから、しばし見とれてしまいました。
氷の柱は所々で折れて落ちているそうですが、それも含めて自然の力強さを感じさせる風景。
名残惜しかったけれど、この後控えている善五郎の滝に向けて、再び歩き始めました。
スノーシューデビュー、大正解でした!
一人旅だからこそ実現できた贅沢な時間。
ソロツアーとなったおかげもあり、私のペースで歩き、興味のある場所でしっかり写真を撮り、質問もたくさんできました。
スキーしか知らなかった私の冬の楽しみ方が、たった1日で大きく広がりました。
ガイドさんと一緒なら、シニアの私でも安全に雪山気分を味わえる。そう確信が持てた素晴らしい体験でした。
次回は、森の中を歩いて善五郎の滝を目指すスノーシュー後半戦をお伝えします。お楽しみに!
