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60代にしてスノーシューに初チャレンジ!ソロトリのYukoです。
ウィンタースポーツはスキー一筋だった私。
しかし、ガイドさんと一緒なら安全に冬山を楽しめることがわかり、その魅力にハマってしまいました。
今回は、雪山を歩いて善五郎の滝を目指す旅の続きをお伝えします。
木々の間からのぞく乗鞍岳、動物たちの足跡、そして青空の下での特別なランチタイム…
思い切ってチャレンジして、本当によかった!そう心から思える体験になりました。
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目次
森の探検気分!待っているのは絶景ばかり
今回参加したのは、リトルピークスの「乗鞍高原スノーシュー 1DAY」(HP)というツアー。
初めての方でも安心して参加できる日帰りコースです。
1.いよいよ森の中へ、雪山探索
3つの滝を一度に見られる三本滝でひとしきり感動した後は、出発地点の「三本滝レストラン」に戻ってきました。
11時30分ごろ、トイレ休憩を済ませ、いよいよ森の中へ!
道なき道をガイドさんの後をついて歩いていくのが、なんとも雪山探検感が満載。
木々のこと、動物のことなど、ガイドさんの説明を聞きながら歩いていると、あっという間に12時30分、「東大ヒュッテ」に到着しました。

2.乗鞍岳を拝みつつ、青空ランチ
「ここで昼食にしましょう」
ガイドさんが木陰に大きなスコップで穴を掘り始めました。
「え?スコップ!?」
なんと、ガイドさんがスコップで即席の雪のテーブルを作ってくれました。
ガイドさんはスコップ以外にも雪山に必要な様々な装備を持ってきているそう。
そのおかげで、私は身軽に歩くことができるのだと気づき、感謝感謝です。

雲一つない青空の下、目の前には雄大な乗鞍岳。
絶景を眺めながら、ガイドさんが淹れてくれた温かいスープが身体に沁み渡ります。
私が持参したカップラーメンは、残り汁を捨てられないので全部飲まなくてはならず…
これは失敗でした(涙)。
次回は、おにぎりとインスタントスープにしようと心に決めました。

13時頃、素敵なランチタイムを終え、また森の中へ歩き始めます。
うさぎやリス、カモシカの足跡、時には熊の痕跡も教えてもらいつつ、10分ほどで絶景ポイントに到着。
一ノ瀬園地を一望できる場所で、しばし感動。
休暇村でトイレ休憩を取ってから、いよいよ善五郎の滝への最後の行程です。

3.ついに善五郎の滝へ
14時30分、ついに善五郎の滝に到着しました!
見事な氷瀑につられ、思わず前へ前へ進みたくなる気持ちを抑えながら、ガイドさんの指示に従います。
ガイドさんがストックを地面に並べて、「ここより先には行かないでくださいね」と安全な観賞ポイントを示してくれました。
実はここ、多くの人が危険を知らずに前に出すぎてしまうそうで、ガイドさんたちはヒヤヒヤすることが多いとか。
改めて、ガイドさんと一緒だからこそ、安全に絶景を楽しめると実感しました。


4.シニアの私でも歩ききれました!
この日は2つの滝を巡るという私の欲張りな要望を叶えていただき、本当に楽しい初スノーシュー体験になりました。
ガイドさんからは他の申込がなく2人分の料金になってしまい申し訳ないと言われました。
しかし、不安も大きかった私にとっては、この上ない贅沢なソロツアーでした。
帰りがけに「普通なら1.5日間のコースでしたよ」と言われ、ちょっぴり誇らしい気分に。
スマホの記録では2万歩超、14kmほど歩いたようです。
シニアの新しい冬の楽しみ方、見つけました!
今回の体験で、私の冬の楽しみ方が大きく広がりました。
ガイドさんによると、乗鞍からは槍ヶ岳や穂高岳、御嶽山、白山、南アルプス、八ヶ岳まで360度の大展望が広がり、時には富士山まで見えることもあるそう。
さらに、5月には標高2,800mの所までスノーシューで行けるツアーもあるとか。
これまではゲレンデスキーだけだった私の冬山体験ですが、ガイドさんと一緒なら、まだまだ新しいチャレンジができそうです。
次回は乗鞍高原でのスノーシュー体験にかかった費用、おすすめの持ち物やお宿について、詳しくご紹介します。ぜひご覧ください!

※ソロトリは、「松本観光コンベンション協会(HP)」と連携し、ひとり旅で楽しむ松本の魅力を発信しています。