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週末はだいたいどこかの街を散策している、ソロトリのMochiです。
ただぼーっと街歩きする時間も好きだけど、なんだか少し勿体無い!
歩いている土地のかつての時代の名残や、その時代に生きた人々の気配を感じながら、色んなところに目を向けたいと思っています。
都会の真ん中でありながら、歴史ある建造物が多く残っている、銀座・築地・日本橋エリア。
レトロな雰囲気のビル、趣のある老舗など、歩くだけでワクワクするスポットがたくさんある、個人的に大好きな街です。
今回は、実際に歩いてみて「ここは素敵!」と感じた場所をご紹介します。
歴史のロマンを感じながら歩く、ちょっと特別な街歩きを一緒に楽しんでみませんか?
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目次
昭和初期の名建築を巡る旅
昭和初期の洗練された空間で絶品ブランチ

最初にやってきたのは、銀座2丁目にある「ヨネイビルディング」!
レトロでありつつ洗練されていて、清楚なイメージを受けるこのビルは、1930年に株式会社ヨネイの本社ビルとしてつくられた、昭和初期の貴重な建物です。
ヨネイビルディングの1階では「アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾン」が営業中。
この日は朝食を食べ忘れて11時に銀座に到着したので、ブランチとしてカフェで名物の「クレープ・シュゼット」をいただいてみることにしました!


クレープ・シュゼットは、1枚1枚手焼きで作っているクレープをオレンジジュースとオレンジの皮が入ったカラメルソースにからめ、リキュールでフランベするスイーツです。
※フランベ:アルコール分を含む液体を料理に加え、それに火をつける調理技法
目の前でフランベしてもらったクレープは、柑橘の香りが豊かで甘酸っぱく濃厚!まさに絶品と言える一皿でした。

「ヨネイビルディング」へいくならTripQuestにチャレンジ!
ビルの入口でねじり柱があるのは、銀座柳通り?あづま通り?調査しよう!
創業は1901年!築地の老舗専門店へ

ヨネイビルディングから徒歩10分ほど、築地1丁目にある「宮川食鳥鶏卵」は、100年以上もの歴史を持つ食鳥鶏卵専門店です。
関東大震災後に見られる銅板などを壁材に使用した木造建築のことを「看板建築」と呼ぶのですが、宮川食鳥鶏卵もそれに分類されます。
銅貼りの壁の重厚な緑色が美しく、昭和初期の雰囲気をじっくりと味わえる場所となっています。
ちなみに1階は精肉店として現役で営業中!この日も多くのお客さんがやってきていました。

見知った街を歩き、知らなかった名建築に出会う
歴史的な建物を楽しむひとり散歩、今回は銀座・築地エリアにある2つの個性的な建物を巡ってみました。
じっくり眺めてみるとそれぞれの建物にこだわりが詰まっているのがわかります。
何度も訪れている街なのに、まだまだ知らない素敵な場所がある。そう思うとワクワクしますね。
次は築地・日本橋エリアを歩きます。お楽しみに!

東京歴建さんぽのススメ
「東京歴建」とは、「東京都選定歴史的建造物」の愛称です。歴史的な価値を有する建造物のうち景観上重要なものを、東京都景観条例(第22条)に基づき知事によって選定された建造物を指します。
今回巡ったヨネイビルディングと宮川食鳥鶏卵は、どちらも東京歴建に選定されています。長い時を重ねながら街を見守り続けてきたこれらの建物には、大切に受け継いできた人々の想いが詰まっています。ゆっくりと足を止めて、その歴史を感じてみませんか。
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見方を変えると、「東京歴建」はもっとおもしろい。
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