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はるか昔から今までずっと大切にされてきた場所や、当時の人々の気配が感じられる歴史的なスポットが大好き!ソロトリのMochiです。
都会の真ん中にありながら、歴史ある建物が多く残っている銀座・築地・日本橋エリア。
レトロな雰囲気のビル、趣のある老舗など、歩くだけでワクワクするスポットがたくさんあります。
歴史的な建物を美味しいグルメとともに巡る東京建築さんぽ、前回から引き続きのんびりとお楽しみください!
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目次
東京の歴史を感じる建築巡り
1.まるでギリシャ神殿?!東京最古のカトリック教会へ

築地駅からほど近い「カトリック築地教会聖堂」は、1874年に建てられた東京都内で最古のカトリック教会です。
一度は聖堂を含めた大部分が関東大震災の被害で焼失しましたが、1927年に現在のギリシャ神殿風の聖堂が再建されています。
聖堂内はしんとした静けさが漂っていて、神聖でありながら、それでいて誰でも迎え入れてくれるようなあたたかさが感じられました。

「カトリック築地教会聖堂」へいくならTripQuestにチャレンジ!
入り口のペトロ像が握るのは、針金がむき出しの鍵?新しい鍵?

2.旅立ちはいつもここから!麒麟が見守る日本橋

築地から、レンタサイクルで向かったのは「日本橋」です。
初代日本橋は江戸幕府の始まりと同時につくられたものでしたが、火事による消失や老朽化によって現在に至るまで何度も再建されています。
今の石造りのアーチ橋の姿になったのは1911年のことです。
装飾柱にある伝説上の生物・麒麟の像は、関東大震災や東京大空襲に巻き込まれながらも残り続け、今も変わらず日本橋を見守っています。
中国に伝わる伝説の生き物である麒麟、いつ見上げても格好いい!

「日本橋」へいくならTripQuestにチャレンジ!
日本の中心に立って、空を見上げてみよう!
3.日本初の都市型倉庫が高層ビルに大変身!

日本橋川沿いに歩いていくと、江戸橋ジャンクション近くに変わった外観のビルが見えてきました。
1930年に建てられた「江戸橋倉庫ビル」を保存・再生した「日本橋ダイヤビルディング」です。
クラシックなかつての倉庫部分には、色褪せない気品を感じます。


一般公開されている1階の一部には「三菱倉庫・江戸橋歴史展示ギャラリー」があり、日本橋ダイヤビルディングと周辺の歴史について入場無料で学べます。
この日本橋地域の歴史にも触れることができる貴重なスポットですよ。
「日本橋ダイヤビルディング」へいくならTripQuestにチャレンジ!
外壁にある、今は使われていない大きな扉は横並び?縦並び?調査しよう!
4.人形町の名物・すき焼きコロッケに舌鼓

のんびり歩いて人形町までやってきました。
そこで目に留まったのが、すき焼き・しゃぶしゃぶの老舗「人形町今半」。
「人形町今半 惣菜本店」では、さまざまなお惣菜がショーケースに並んでいます。
ちょっと小腹が空いてきたので、ここで名物の「すき焼きコロッケ」を食べ歩くことに。

今半のすき焼きコロッケはホクホクのじゃがいもと牛肉の豊かな香り・旨みがつまっています。
揚げ物なのにぺろりと食べられる、上品でやさしい味わいです。
5.東京建築さんぽの締めは甘いもので

おでかけの最後を締めくくるのは、やっぱり甘いもの!
そんなわけで、次は人形町今半からほど近い「重盛の人形焼」で人形焼をいただきます。
この日は焼き上がりのタイミングがよく、なんと出来立てを購入できました。
「熱いから気をつけてね!」という一言とともに手渡された人形焼は、薄い皮にほっとする味のこしあんがたっぷりつまった、格別な美味しさです。

歩くほどに発見が!銀座・築地・日本橋をめぐる旅
ふいにできた半日のお休みで、のんびり楽しんだ東京建築さんぽ。知的好奇心も食欲も満たす素敵な時間になりました。
今回巡ったのは、どれも歴史と文化が息づく名所ばかり。歩くたびに新たな発見があり、背景にある物語まで楽しめるのがこのエリアの醍醐味です。
レトロな建築を愛でながら歴史に触れ、美味しい名物グルメを味わう時間は、日常を忘れられるひとときでした。
ちょっと特別な休日を過ごしたい、そんな時にはぜひこのルートを参考におでかけしてみてくださいね。

東京歴建さんぽのススメ
「東京歴建」とは、「東京都選定歴史的建造物」の愛称です。歴史的な価値を有する建造物のうち景観上重要なものを、東京都景観条例(第22条)に基づき知事によって選定された建造物を指します。
今回めぐったカトリック築地教会聖堂と日本橋ダイヤビルディングは、どちらも東京歴建に選定されています。長い時を重ねながら街を見守り続けてきたこれらの建物には、大切に受け継いできた人々の想いが詰まっています。ゆっくりと足を止めて、その歴史を感じてみませんか。
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見方を変えると、「東京歴建」はもっとおもしろい。
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