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ふとできた自由な時間。
天気予報はあいにくの雨でしたが、「こんな日にこそ行ってみよう」と思い立ち、東京都庭園美術館へ向かいました。
静かな雨の庭園。
歴史ある建物。
グラフィックデザイン展示。
そして、雨音に包まれながらひとりで過ごす至福のランチタイム。
忙しない日常を離れて、心がふっと軽くなるようなひとときを楽しんできました。
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目次
いざ!東京都庭園美術館へ
10時ごろ、白金台駅に到着。駅から5分ほど歩くと、東京都庭園美術館に到着します。
美術館の本館は、昭和8年に朝香宮家の自邸として建てられたアール・デコ様式の建築です。
現在は美術館として、建物そのものと四季折々の庭園、企画展の展示を楽しめる施設となっています。

予約は別にしなくてもいいかな、と思っていましたが、前日にHPを確認すると11時からは残り枠が少なくなっている…!
せっかく行って入れないのは悲しすぎるので、10~11時の枠の入場予約をしておきました。
訪れたこの日は『ゆったり鑑賞日(フラットデー)』として入館人数に制限がある日でした。
予約なしの方は入場が難しそうだったので、事前予約しておいて大正解!
ドイツデザインと静けさを味わう時間
訪れた日の展示は「戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見」。
何気なく見ていたルフトハンザのロゴのデザインや、数々のグラフィックデザイン、映画のポスターなどのデザインに秘められた奥深さを味わいました。

雨音と緑に包まれるランチタイム
展示をひととおり楽しんだあとは、併設のカフェでひと休み。
事前にHPでチェックし、ランチはここでしよう、と決めていました。
「4種チーズのマカロニグラタン」と「スパークリングワイン」(2,700円)を注文し、テラス席へ。

雨が降り続いていたためか他のお客さんは屋内におり、テラス席は貸し切り状態。
雨音と緑に包まれながら、まるで山の中のリゾートにいるかのようなゆったりした時間を過ごしました。

雨の森で、植物と出会う静かなひととき
ランチのあとは、来るときに気になっていた『自然教育園』へ。
大きなビニール傘を借りて、一歩足を踏み入れると、そこはまるで森の中。
東京のど真ん中とは思えないほどの深い緑に包まれ、聴こえるのは雨音だけ。自然と呼吸が深くなっていくのを感じます。

園内には植物の名前が書かれた名札がたくさんあり、植物にうとい私でも『この花はなんていう名前なんだろう?』と、自然と興味がわいてきます。

そんな中、ふと目が止まったのは、上の方がふくらんでいる不思議なかたちの植物。
立て札には「ひめがま」と書かれていました。
初めて出会う名前と姿に、思わず立ち止まり、じっと見入ってしまいます。
名も知らなかった草花に親しみを感じられるのも、こうしたひとり時間ならではの醍醐味です。

雨の日だからこそ、しっとり癒しのひととき
あいにくの雨…と思いきや、雨音だけが響く静かな散策をたっぷり楽しむことができて、『雨もいいな』と思えた一日でした。
とくに予定がなくても、天気が悪くても。
「行ってみたいな」とふと思った瞬間が、いちばんいいタイミングなのかもしれません。
忙しい毎日に、ふとできた自由な時間。
そんなときは、静かな場所に身を置いて、心をととのえてみるのもいいものですね。

- 住所
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東京都港区白金台五丁目21番5号
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