スカイホップバスに日本人ひとりで乗ってみた。浅草から東京タワー、レインボーブリッジまで

スカイホップバスに日本人ひとりで乗ってみた。浅草から東京タワー、レインボーブリッジまで

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「あの赤いバス、どうやったら乗れるんだろう…」

東京駅周辺を歩いていると、赤い2階建てバスをよく見かけます。乗っているのは海外からの旅行者のグループばかりかと思っていて、乗り方を調べることもないまま、何年も見送っていました。

「スカイホップバス」という名前も知らず、わたしにとってはずっと「屋根なしの赤い2階建てバス」でした。

猛暑が少し落ち着いた8月のとある日、思いたって乗ってみました。

日本人ひとりでも大丈夫でした

結論から書くと、まったく問題ありませんでした…!

乗客はたしかに海外からの旅行者が中心。見たかぎりでは、この日もわたし以外はほとんどが海外からの方でした。

ただ、座席は自由席なので、乗り込んだら好きな場所に座るだけ。案内はイヤホンでの音声ガイドで、日本語を含む多言語に対応しています。車内には日本人スタッフが同乗しているので、困ったときに聞ける安心感もありました。

スカイホップバス2階席の様子。黄色い座席が並ぶ
座席は自由席。乗り込んだら好きな場所に座るだけです
スカイホップバスの座席に備え付けられた音声ガイドの機器
初回乗車時にもらえる赤いイヤホンをつなげば音声ガイドが聞けます。自分のスマホで聞くこともできます

チケットは公式サイトで購入

チケットは公式サイトの購入ページから買えます。利用予定日と枚数を選ぶだけで、QRコード付きのEチケットがメールで届きました。スマホの画面を見せるだけで乗れるので、印刷も必要ありません。

東京の場合、券種は1日券(大人4,800円)と2日券(大人7,000円)の2種類。予約不要で、何度でも乗り降りできます。

コースは3つ。丸の内から浅草・スカイツリー方面を回るレッド、東京タワーからお台場・銀座を回るブルー、新宿と渋谷を回るグリーン。バス停は都内19か所にあって、どのコースにも同じチケットで乗れます。

ちなみに公式サイトで買ったチケットは、購入日から3ヶ月以内なら変更の手続きなしでそのまま使えるそうです。オープントップなので、天気しだいのところがあります。利用予定日の天候がイマイチだった場合は変更できる、というのは安心材料でした。


朝9時15分、丸の内から

3コースとも始発は東京駅からすぐの丸の内三菱ビル前。朝9時15分発のレッドコースに乗りました。ちなみに、わたしは丸の内から乗り始めましたが、19か所あるバス停のどこからでも乗り始められます。

走り出してまず驚いたのは、視点の高さでした。屋根がないだけでなく、2階なので目線がかなり上にあります。いつも通っている道がはるか下にある、それだけで知らない街を走っているような気分になりました。

スカイホップバスの2階席から見上げた丸の内のビル群
屋根がないぶん、高層ビルを見上げると迫力あり
バスの2階席から見た東京スカイツリー
隅田川を渡って浅草へ。スカイツリーがどんどん近づいてきます

浅草花川戸で降りてみる

9時53分、浅草花川戸で下車しました。

いつも浅草寺へ行くときは雷門から入るのですが、この日はバス停に近い浅草神社の横の門から入りました。すると、いきなり本堂の前に出ます。同じ浅草寺でも、違う場所から入ると不思議な感覚に。

スカイホップバス浅草花川戸のバス停と、すぐ近くにある浅草寺の二天門
浅草花川戸で下車。バス停から歩いてすぐの門から入ってみました
浅草寺の本堂と五重塔
日本人はわたしだけ?と思うほど、浅草寺は外国からの観光客でいっぱい!

雷門の向かいにある浅草文化観光センターにも寄りました。8階の展望フロアは無料で、浅草寺や仲見世を上から見下ろせます。2階の休憩スペースは空いていて、携帯電話の充電もできました。

浅草文化観光センター8階の展望フロアから見下ろす仲見世通り
浅草文化観光センターの8階。無料で浅草を見下ろせます

上野松坂屋で降りて、ケーキランチ

浅草田原町のバス停まで10分ほど歩いて、次の便に乗りました。

上野松坂屋で降りて、HARBSでケーキランチ。こんなふうに乗ったり降りたりしながら自由に東京観光を楽しめるのもスカイホップバスのいいところです。

スカイホップバスの車内。HARBSのケーキとコーヒー
上野松坂屋に移動しケーキランチ。何度でも乗り降り自由なのが嬉しい

東京タワーから、レインボーブリッジへ

午後は東京駅に戻って少し用事をすませたあと、夕方18時10分、丸の内からブルーコースに乗りました。この便は人気のようで想像以上に混んでいたので、席を選びたい方は少し早めに乗り場へ行ったほうがよさそうです。

出発後、音声ガイドを聞いていると、国会議事堂や警視庁など、これまで何度も前を通ってきた建物が出てきます。解説つきで眺めると、見慣れた建物も観光地のように見えてくるから不思議です。

東京タワーの真下では、赤い鉄骨が視界いっぱいに広がりました。近くに停留所があるので、停車中にゆっくり見上げられます。

バスの2階席から見上げた東京タワーの赤い鉄骨
真下から見上げると、赤い鉄骨が視界いっぱいに広がります

そのまま首都高に入り、レインボーブリッジへ。屋根がないので、風も景色もそのまま届きます。夕方で日が陰りはじめていたこともあって、風が心地よく、東京湾をずっと見渡せました。

この時間のためだけでも、乗る価値あり!と思いました。

スカイホップバスの2階席から見たレインボーブリッジ
首都高からそのままレインボーブリッジへ

乗る前に知っておきたいこと

  • 道路状況によって遅れることがあります。この日も20分ほど遅れた場面がありました。あとの予定には余裕を持っておくと安心です
  • 車内にトイレはありません。乗る前に済ませておきましょう
  • フタつきの飲み物は持ち込めますが、食べ物は控えることになっています
  • 雨の日はポンチョが配られます。ただし雷や豪雨のときは運行を止めることがあります
  • オープントップなので、日よけと帽子の対策を。橋の上は風が強いので、帽子は飛ばないものを

東京を旅し直した1日

ずっと「インバウンド観光客が乗るバス」だと思っていました。ただ、乗ってみたら、いつもの東京を違った視点で眺めつつ楽に観光気分を味わえる乗り物でした。

この日は曇りで気温も落ち着いていたので快適に過ごせましたが、天候によって印象はかなり変わりそうです。購入日から3ヶ月有効とかなり融通がきくチケットなので、無理せず乗車日を選ぶのがおすすめです。

知っているつもりの街も、視点の高さが変わるだけで、こんなに違って見える。次はまだ乗っていないグリーンコースも試してみたいなと思います。

レインボーブリッジから見た夕暮れの東京湾とお台場の街明かり
日が傾きはじめた東京湾。ここが1日のハイライトでした

※料金・運行時刻は変更になる場合があります。おでかけ前に公式サイトでご確認ください。

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