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60代になってから一人旅に目覚めました!ソロトリメンバーのユウコです。
二人の子供を育てつつフルタイムで働き続けた職場を60歳で定年退職。
その後も親の介護や孫のお世話など、まだまだ忙しいけれど、以前よりは自分の時間をもてるようになりました。
これまでの旅行は家族と楽しむためのものだったけど、これからは自分のための旅をしたい!
大好きな山や電車を中心に、自分のための旅(一人旅)を楽しんでいます。
シニア一人旅を始めたきっかけ
1.自分の好きなところに行く
仕事、子育て、介護など、ずっと忙しく、自分の好きなところに行くのは何十年も我慢していました。
60歳で退職したとき、「これから10年が勝負!」と思いました。
それからすでに数年経ってますが、毎年これから10年が勝負だと言い続けています(笑)。
若い頃は自由な時間はあったけど、お金がありませんでした。
時間もお金も(ある程度)自由になる今は、とても貴重な時間だと思っています。
2.チャンスを逃さない
親が年をとり弱っていく姿を近くでみていることもあり、自分が元気に動けるうちに、やりたいことは全部したい、行きたいところには全部行きたい、と思うようになりました。
「行きたいところリスト」はエクセルで一覧を作っています。
いついくとよさそうか、どのようなコースで行くとよさそうか、ことあるごとにリサーチし、いつも頭の中でプランを練っています。
そうしているとチャンスが来たら見逃さず、すぐに実行できます。
一人旅を始めるまでは、同行者と予定を合わせるのに一苦労でしたが、自分の行きたいところには一人で行けばいい、と思い立ってからはチャンスをつかみやすくなりました。
これまで、本当に行きたいと思っていて行けなかったことは一度もないし、これからもまだまだ行くつもりです。
シニア一人旅の効能
1.周囲に優しくなれる
昔は親とよく喧嘩していましたが、自分が楽しい時間をもてるようになると喧嘩が減りました。
親を亡くした友人も増えてきて、親と過ごせる今も貴重な時間だと思っています。
自分のしたいことに没頭する時間をもてているからこそ、親との時間も楽しめるようになりました。
2.自分のペースで旅できる
家族や友人と行くと、歩くペースや休憩のタイミング、相手に合わせないといけない場面も多く、自分の思い通りにはいきません。
本当に行きたいところには一人旅で行った方が後悔なく堪能できることに気づきました。
誰に気を遣うこともなく、私が休みたい時に休み、歩きたい時に歩く。もうこの歳になって我慢はできません(笑)。
シニア一人旅を楽しむためのマイルール
1.お金より時間優先
この歳になると、お金より時間の方が貴重です。
旅の予算はあまり設定しておらず、行けるチャンスが巡ってきて、それが自分にとって大切なものならお金は出します。
旅先ではせっかくなら美味しいものを食べたいと思っているので、食にはお金をかけます。
一人旅ではビジネスホテルで宿代を安く抑えることが多かったですが、最近は温泉旅館で一人でまったりくつろぐよさにも気づいたので、宿にお金をかけることも増えてきました。
2.体力づくりは日々コツコツと
一人旅で行きたいところに行くために、私は普段以下のことを実践しています。
- ジム(週1回、1時間のトレーニング)
- おうちで軽い筋トレ(おうちカーブス、週4日~5日を目標に)
- テニス(週1回はスクールで、地元のクラブでも時々)
- 普段からなるべく歩き、階段を登るように意識
この貴重な時間をなるべく引き伸ばしたいので、日々コツコツと頑張っています。
3.一人旅で車の運転はしない
車の運転は好きで、日頃よく運転しますが、一人旅ではしないことにしています。
年をとって目が少し見えにくくなっていて、慣れた道なら一人でもいいけど知らない道は助手席の人にサポートしてもらいたいからです。
事故などをしてしまっては一気に楽しい気持ちが吹き飛んでしまいます。
公共交通機関と徒歩で楽しめる場所は一人で、車があるとよい場所は家族や友人と楽しんでいます。
シニア一人旅を楽しむための事前準備
1.平日旅は定休日に要注意
これは一人旅に限ったことではありませんが、平日に動けるようになってからは、混んでる土日に外出しなくなりました。
ただ、平日だと定休日にあたることが多いので注意が必要です。
とくに月曜日は定休日のお店が多く、ランチしようと思ったら全部閉まっている…みたいな経験も。
平日一人旅をする場合は、事前に定休日を調べましょう。
2.大事なメモは紙で
移動手段は事前に調べておきますが、現地で再度確認しようとした時に電波が悪くて困ったことがあります。
大事な乗り換え情報や出発時刻などは紙に印刷orメモしておくと安心です。
3.荷物を預ける場所チェック
日中は宿やコインロッカーに大きな荷物を預けて、身軽になって歩き回りましょう。
そのためにも荷物を預けられる場所は事前にしっかり調べましょう。
コインロッカーは便利ですが、全部埋まっていて空いていないこともあるので、その場合に預かってもらえる場所があるかまで調べておけると安心です。
シニア一人旅の持ち物ルール
1.荷物は必要最小限に
荷物が重いとそれだけで疲れてしまうし、一人旅だとトイレの時に誰かに預かってもらうこともできないので、荷物は必要最小限にしましょう。
すべてを身につけておくのは疲れてしまうので、私はミニサイズのキャリーバッグを愛用しています。
重いものも入れられるし、コロコロ引っ張れるので楽です。
2.お土産は軽さ重視
お土産は荷物に余裕があり、持てそうなら買いますが、持てない時は買いません。買う時は軽くて日持ちするものを選びます。
旅の頻度が多いので毎回買えない、というのが正直なところです(笑)。
シニア一人旅おすすめスポット
60代になってから一人旅した中で特におすすめのスポットをご紹介します。
1.谷川岳
ずっと行きたいところリストに入っていた「谷川岳」に念願かなって行ってきました。
群馬県の谷川岳は、小説や映画によく出てくる山で、昔から憧れの山でした。
ただ、関東からは「近くてよい山」だけど、私が住む大阪からは遠い…
何度か計画しようとしたけれど、時間的に厳しく諦めてきましたが、ずっとチャンスをうかがっていました。
ロープウェイとリフトを使えば、険しい山を登山することなく、谷川岳の絶景を望む天神峠に到着できるのでシニア一人旅におすすめのスポットです。
2.上高地
20代の頃に訪れたことのあった「上高地」には、ずっと再訪したいと思っていた場所で、念願叶い一人旅してきました。
上高地は、長野県松本市にある標高約1500mの山岳景勝地で、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)にも指定されており、例年4月中旬から11月中旬までの約7か月間開放されています。
上高地は公共交通機関でアクセスでき、散策路は平坦できちんと整備されているため歩きやすいです。
日本有数の山岳リゾートでもあるため、休憩スポットも充実しており、シニア一人旅におすすめの場所です。
3.箱根登山鉄道
箱根には、紅葉ハイシーズンに行ったことはありましたが、その時はひたすら激混み…
箱根ロープウェイで大涌谷には行ったこともありますが、箱根登山鉄道に乗ったことはありませんでした。
小田原駅で、箱根登山鉄道を見かけて以来、一度乗りたいとずっと思っていました。
箱根登山電車1日乗車券「のんびりきっぷ」を使って、途中下車しながらぶらり旅を楽しみました。
一人だからこそ、少し気になった駅で途中下車して散歩してみたり、スイッチバックを観察したりと、自由気ままに行動できました。
東京近辺からだと日帰りでも十分楽しめるので、気軽に一人旅にチャレンジしてみたい方に、おすすめスポットです。
60代の今が人生で一番楽しい!
60代は自分の気持ちに正直に生き、自分のペースで楽しむ喜びを発見できる時期です。
人生は予測不可能だからこそ、今できることを大切に。健康で自由な今だからこそできることに挑戦しましょう。
一人旅の醍醐味は、まさに自由そのもの。誰にも気遣うことなく、好きなように過ごせる時間は何物にも代えがたい贈り物です。
人生の後半戦、60代の今をかけがえのない宝物として心ゆくまで楽しみましょう。