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こんにちは!一人旅デビューは高校生のとき。
大学院生のいまもチャンスを見つけては一人旅している、ソロトリのKotaroです。
乗り物系全般、神社仏閣、橋梁などの土木構造物など、好きなものがたくさんありますが、温泉も大好き。
今回は私の温泉の楽しみ方やお気に入りの温泉地をご紹介します。
二つの温泉マイルール
1.温泉成分をチェック
温泉を選ぶ際は、必ず温泉成分をチェックします。
弱アルカリ性や弱酸性の温泉が一般的ですが、私が特に興味を持つのは強酸性や強アルカリ性の温泉です。
例えば、草津温泉のような強酸性の湯に入ると、肌がぴりぴりして、独特の硫黄の香りが鼻を刺激します。
一方、アルカリ性の温泉は無色透明で、匂いもあまりしません。湯の花も見られないことが多いですが、トロトロの肌触りです。
強酸性・強アルカリ性のものに入ると「温泉に来た!」という実感が強くわくのが好きです。
ただし、私の肌はそれほど強くないので、強酸性・強アルカリ性の温泉には長く入れません。
でも、その独特の雰囲気を楽しむだけでも十分価値があると思っています。
2.公衆浴場には必ず行く
旅館やホテルの温泉ももちろん楽しみますが、私は必ず公衆浴場にも足を運びます。理由はいくつかあります。
①地元の雰囲気を味わえる
公衆浴場で、地元の人たちのなまった会話を聞くのが大好きです。その土地の文化や日常生活を垣間見ることができます。
②温泉の特性をそのまま味わえる
旅館やホテルの温泉は綺麗ですが、加水されていたり、元の湯の特性がわかりにくい場合もあります。公衆浴場なら、その土地本来の温泉を味わえる可能性が高いです。
結局のところ、私はその土地でしか味わえないものを求めています。公衆浴場は、そんな体験ができる最高の場所だと思います。
私の心に残る二つの温泉
初めて行った時にこんな温泉があるんだ!と驚き、ずっと心に残っている温泉が二つあります。
一つは強アルカリ性、もう一つは強酸性の温泉です。
1.長野県・白馬八方温泉(強アルカリ性)
白馬八方温泉は強アルカリ性で有名な温泉地です。
- pH11を超える驚異の強アルカリ性
- とろとろした独特の湯触り
- 入浴中に肌がすべすべになっていく不思議な感覚
- 体が徐々にだるくなる、でも心地よい疲労感
- 驚異的な保温力
この温泉の特徴は、ほんのり青みがかった湯色。これほど強いアルカリ性の温泉はめずらしいです。
私は2023年10月と2024年3月の2回、出張でこの温泉を訪れました。いわば、仕事ついでの湯治旅というわけです。
3泊4日の滞在中、毎日湯に浸かり、疲労回復の効果を肌で感じました。
2.宮城県・鳴子温泉(強酸性)
鳴子温泉は、白馬八方温泉を訪れる1週間前に行った場所です。強酸性の鳴子から強アルカリ性の白馬へ、印象に残る1週間でした(笑)
鳴子温泉の魅力は、なんといってもその多様性です。
- 6つのエリアに分かれており、各エリアで温泉成分が全く異なる
- 共同浴場がたくさんあり、場所によってpHが大きく違う
- 酸性からアルカリ性まで、幅広いpH値の温泉が楽しめる
特に印象的だったのが公衆浴場の「滝の湯」です。
多くの鳴子温泉はpHがおよそ7~9程度とアルカリ性の傾向なのに、滝の湯はなんとpH2.8の超強酸性!
この極端な差に、鳴子温泉の奥深さを感じずにはいられませんでした。
温泉一人旅のススメ
温泉一人旅の魅力は、その土地ならではの湯を存分に楽しめること。
強アルカリの白馬八方温泉と強酸性の鳴子温泉、両極端の温泉を体験したことで、温泉の多様性と奥深さを実感しました。
皆さんも、温泉の成分をチェックしたり、地元の公衆浴場に足を運んでみたりしてみてください。
きっと、心に残る温泉との出会いが待っているはずです。