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仕事に育児に家事に、毎日があわただしく過ぎていく中で、ふと「もう限界かも」と感じることはありませんか？
そんな時こそ、自分だけの「ひとり時間」が必要なのかもしれません。
今回は、ワーキングマザーである私が実践している「ひとり時間」をつくるための工夫と、おすすめスポットをご紹介します。
ワーママが「ひとり時間」に目覚めたきっかけ
家庭では家族、仕事では職場の人たちや取引先と、私の日常は常に誰かと一緒の時間で溢れています。
友人とのおしゃべりも大好きですが、時には無性に一人になりたいと感じることも。
あるとき、イライラが募っていた私は、思い切ってカフェで1時間だけ一人の時間を持ってみました。
すると、驚くほどリフレッシュできたんです。
若い頃はショッピングがストレス発散の定番でしたが、時間が限られる今の私には、静かにカフェでゆっくり過ごす方が心が整う。そんなことに気づかされました。
意識して一人の時間を持つようになってから、不思議と心に余裕が生まれ、家族にも自然と優しく接することができるようになってきました（・・・あくまでも自己評価です。笑）
ひとり時間のマイルール
1.休日の隙間時間はカフェへ
子供の習い事の間など、貴重な隙間時間。この時間は家事は極力せず、手帳と本を持って近所のカフェに向かいます。
以前は、カフェでもついスマホをいじってしまい、あっという間に時間が過ぎてしまって、いまいちリフレッシュできていませんでした。
今は手帳を開いて、素直な自分の気持ちを書き出して整理したり、これからの楽しい予定を考えたり。
持参する本は、時にはビジネス書、時には小説と、その日の気分に合わせて選んでいます。
2.月１回は平日夜に自分の時間を確保
1ヶ月に1回は、平日夜に自分の時間を確保するようにしています。
2ヶ月に1回は気の置けない友人と思いっきり喋って発散し、2ヶ月に1回は一人の時間を楽しむ、というペースです。
昼間のひとり時間も嬉しいですが、仕事のやりとりが発生して現実に引き戻されてしまうことも。
その点、お酒も楽しめる夜の時間は日常から解放され、心からリラックスできます。
3.半年に1回は「一人旅」
家族旅行は子供中心になりがちで、せっかくいい温泉旅館に行っても、ゆっくりくつろぐというのは難しいもの。
でも、子供と一緒に旅行できる今も貴重な時間なので、家族旅行では子供との時間を思いっきり楽しみます。
その分、半年に1回の一人旅では自分の好きなことにとことん向き合い、旅館でもひたすらまったりする、と子供がいたら絶対にできない旅を楽しんでいます。
ワーママがひとり時間をつくるために実践していること
1.家事代行（掃除）
貴重な休日を掃除に費やすのはもったいない、と数年前から家事代行をお願いしています。
夫と役割分担で揉めることも避けられますし、何より、プロの掃除は私のものとは比べものにならないほど丁寧！
「餅は餅屋」を実感しています。
2.ホットクック
シャープが販売する電気無水鍋「ホットクック」。
火を使う料理は目が離せませんが、ホットクックなら材料を入れてスイッチを押すだけ。
仕事に集中している間も、外出中も安心して調理ができます。
3.通販
買い物は意外と時間がかかりますし、子供と行くと余計なものまで買わされがち…
主な買い物は生協、Amazon、楽天などの通販をフル活用しています。
4.ひとり時間の予定をあらかじめ入れる
1ヶ月前までには夫に「この日の夜は子供たちをお願い！」と伝え、自分と夫のGoogleカレンダーに予定を入れます。
余裕をもって計画しておくことで、多忙な夫と予定調整しやすいだけでなく、その日までワクワクした気持ちで過ごせてよりお得な気がします。
ワーママのひとり時間におすすめスポット
私が実際にひとり時間を過ごした中で、特におすすめのスポットを3つご紹介します。
首都圏在住の方なら気軽に訪れやすい場所ばかりです。
1.国立西洋美術館（上野）
子供と上野公園に来る度に気になっていた世界遺産でもある「国立西洋美術館」。
建築ツアーに参加してみると、美術品はもちろん、ル・コルビュジェ設計の建物そのものの素晴らしさに感動！
美術館内のカフェで中庭を眺めながらいただいたケーキタイムは、至福のひとときでした。
2.グランドプリンスホテル高輪「日本庭園」（品川）
品川駅から徒歩5分という好アクセスの日本庭園は、約20,000平米もの広大な敷地を誇る都会のオアシス。
3つのホテルに囲まれた日本庭園は、驚くことに宿泊客以外でも無料で入園できるんです！
ライトアップされた幻想的な庭園内を散策した後は、庭園に面したホテルのラウンジでお酒を嗜む。
都会にいることを忘れさせてくれる非日常な空間に、心も体もリセットできるおすすめスポットです。
3.工場夜景クルーズ（横浜〜川崎）
川崎の工場夜景を船上から楽しむクルーズツアーは、平日夜でも多数運航されているので、仕事帰りに参加できます。
室内は暗く、ガイドさんの声と夜景だけに集中できる環境は、映画館のような没入感。
おひとりさまのお仲間も意外と多く、ソロ活に最適なスポットでした。
ワーママ一人旅におすすめスポット
私が実際に一人旅した中で、とくにおすすめのスポットを2つご紹介します。
1.ブックホテル神保町（東京・神保町）
宿泊を伴う「一人旅」に躊躇していた私でしたが、このホテルとの出会いが背中を押してくれました。
ベッドでゴロゴロしながら漫画三昧という贅沢な時間。
忘れていた「漫画好き」な自分を再発見できた素敵な体験でした。
2.onsen hotel OMOTO（長野・松本市）
大好きな草間彌生さんの美術館がある長野県松本市は、ずっと訪れてみたい場所でした。
街歩きも楽しみたいけど、ビジネスホテルは味気ないし、せっかくなら温泉も味わいたい。
そんな願いを叶えてくれる宿、浅間温泉の「onsen hotel OMOTO」と出会いました。
ふかふかのベッド、絶景温泉、お部屋に届けてもらえる手作り弁当の朝食など、憧れの一人旅を満喫できるお宿でした。
松本市は松本市美術館や国宝松本城など、主な見どころがすべて徒歩圏内というコンパクトさも魅力。
東京からのアクセスも便利なので、初めての一人旅の行き先として、心からおすすめできるスポットです！
自分を大切にする時間が、明日への活力に
毎日を全力で駆け抜けるワーママの皆さん。
完璧を目指そうとして、自分を追い詰めていませんか？
たまには立ち止まって、「ひとり時間」で心と体をリセットしてみましょう。
はじめは小さな一歩でいいのです。
子供の習い事の間のカフェタイムや、月に一度のディナータイムなど、あなたらしい「ひとり時間」を見つけてください。
きっと、家族にも仕事にも、より豊かな気持ちで向き合えるはずです。
