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目次
ジパング倶楽部とは
シニアの皆さま、旅行の際の交通費、もっとお得にならないかなと思っていませんか?
私は60歳になったのを機に「ジパング倶楽部」に入会しました。
(当時は女性は満60歳以上から入会可能でした)
これが驚くほどお得で、今では手放せない存在になっています。
重要なお知らせとして、2024年4月から入会条件が変更となり、男女とも満65歳以上となりました。
以前から会員の方は継続して利用できますが、新規入会を考えていらっしゃる方はご注意ください。
ジパング倶楽部は、JR6社(JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州)が運営しているシニア向けの会員制度です。
年会費3,840円(税込)で、JR線を201km以上利用する際に素晴らしい特典を受けられます。
私は大阪在住のため、JR西日本ジパング倶楽部に所属しています。
全国のJR線のきっぷが年間20回まで最大30%割引になるほか、JR西日本線ではネット購入で何回でも30%割引が適用されます。
さらに往復割引も別途適用されるため、かなりのお得度です!
ジパング倶楽部の使い方
入会は意外と簡単。入会申込書を郵送するだけで、会員手帳が届きます。
この会員手帳にはJR乗車券購入証が20枚とじ込まれています。
新規会員の場合、20枚の購入証は2割引券が3枚、3割引券が17枚(2割引券は必ず先に使用する決まりです)。
2年目以降、更新会員になると、すべて3割引券の20枚になります。
切符購入時は、会員手帳に必要事項を記入して、JRのみどりの窓口へ。
私の場合、早めに行き先と日程を決めて、余裕をもって購入するようにしています。
ジパング倶楽部利用時の注意点
1.「のぞみ」特急券は割引対象外

東海道新幹線を利用する際は要注意です。
「ひかり」と「こだま」は乗車券・特急券・グリーン券すべてが割引対象ですが、「のぞみ」「みずほ」は乗車券のみが割引対象。特急券とグリーン券は通常料金になります。
私の一人旅は時間に余裕をもっていくので、「ひかり」でも全く問題なしです。
2.切符購入はみどりの窓口で

ネット予約が当たり前の時代ですが、ジパング倶楽部の切符購入は基本的に「みどりの窓口」での対応となります。
最近は窓口が減少傾向で、混雑することもありますが、30%の割引は大きいので、大人しく並んでいます。
切符は一回のみ変更可能ですが、もともとの予定の日(当日含む)までにみどりの窓口に行き変更する必要があります。
一回、翌日に行ったら、払い戻しもできず、新規購入になってしまいました…(涙)
皆さまお気をつけください。
3.利用は本人のみ
この特典は会員本人だけのもの。家族であっても譲渡はできません。
会員手帳には顔写真の貼付が必要で、切符利用時は必ず会員手帳の携帯が求められます。
私は手帳を専用のケースに入れて、大切に持ち歩いています。
4.利用できない期間あり
ゴールデンウィーク(4月27日~5月6日)、お盆(8月10日~19日)、年末年始(12月28日~翌年1月6日)は利用できません。
私は旅行計画を立てる際、混み合いそうな期間はなるべく避けるのであまり問題ないですが、お気をつけください。
シニア一人旅の強い味方!ジパング倶楽部で賢く楽しく旅しよう
退職後、ぐっと一人旅が増えた私にとって、ジパング倶楽部は心強い味方です。
購入は窓口のみでネット不可など、少し面倒な部分もありますが、それを補って余りある大きな割引率が魅力。年会費も大阪から東京まで一往復で元が取れます。
シニアの皆さん、この機会にぜひジパング倶楽部で、お得に楽しい鉄道旅をはじめてみませんか?