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こんにちは、ソロトリのサトシです!
忍者になることを夢見たことはありますか?
私の世代(アラサー)だと、忍者といえば「忍たま乱太郎」や「NARUTO」、男の子ならば「カクレンジャー(ケイン・コスギが出てた、戦隊モノ)」なのですが、あなたの場合はいかがですか?
男性の場合、忍者ごっこを子供の頃、必ずしているのでは?
今回は、童心に戻りつつも、真剣に忍者の文化と歴史を学べる、ご当地検定をご紹介します。
それが「甲賀流忍者検定」です!
この記事では、甲賀流忍者検定の起源、試験内容、参加方法について詳しく解説します。
あなたが忍者の世界に足を踏み入れるための第一歩、一人旅で忍者検定を受けてみては?
甲賀流忍者検定とは?
甲賀流忍者検定は、滋賀県甲賀市観光協会が主催する、甲賀流忍者の知識を競う検定です。
この検定は、忍者の歴史、技術、そして哲学についての深い理解を試すもので、参加することで、憧れの忍者の世界を体験・理解することができます。
甲賀流忍者検定の起源と歴史
甲賀流忍者検定は、滋賀県甲賀市観光協会が主催し、甲賀流忍者の知識を競う検定です。
この検定は、甲賀市とその周辺地域が、戦国時代から江戸時代初期にかけて忍者の活動の中心地であったことを反映しています。
甲賀忍者は、特に戦国時代の「本能寺の変」の際に名を馳せました。
この時、彼らは伊賀忍者とともに、徳川家康を大阪から三河(現在の愛知県)へと導いたといわれています。
この功績は、甲賀忍者が戦国時代の政治的な動乱の中で重要な役割を果たしていたことを示しています。
甲賀流忍者検定は、この甲賀忍者の歴史と伝統を称え、その知識と技術を次世代に伝えるために設立されました。
検定は、地元の忍者愛好家や歴史研究者によって運営されています。
この検定で、甲賀流忍者の歴史、技術、哲学、そしてその生き方について深く学べます。
ちなみに。。。
滋賀県の南部にある甲賀市は、信楽焼や水口細工といった独特の工芸品で知られていますよね。
アニメや映画でよく見る「伊賀対甲賀」の対立も、多くの人々にとって馴染み深いものです。
しかし、一般的に「こうが」と読まれる「甲賀」ですが、実はこれは誤読で、「甲賀市」は「こうがし」とは読まれません。
では、正しい読み方は何でしょうか?
甲賀市の正しい読み方は、、、
正解は「こうかし」です!
また、面白いことに、甲賀市は山を挟んで伊賀市と隣接しています。
戦国時代には甲賀は豊臣秀吉の支配下にあり、一方の伊賀は徳川家康の支配下にありました。
この歴史的な背景が、甲賀と伊賀の対立を描く物語の源泉となっています。
歴史ある地域なだけに、誤読が定着しているのは興味深いですよね!
「こうか」と覚えておくと、旅に出た際に一目置かれるかも!
甲賀流忍者検定の試験内容
試験は初級レベルから始まり、制限時間は30分です。
問題形式は4択で、全50問からなります。合格基準は60点以上となっています。
この検定では、甲賀流忍者の歴史、技術、哲学、そしてその生き方についての深い理解が求められるものになっています。
試験問題は、甲賀流忍者の起源やその活動の歴史、忍者としての技術や戦術、そして忍者の哲学や生き方に関するものが含まれています。
また、この検定はただの筆記試験だけではないんです!
初級では、忍者コスプレや手裏剣投げも審査の一部となっていて、これらの要素で最大10点を加算することができます。
甲賀流忍者検定はただの知識を試すだけでなく、忍者としての技術や姿勢も評価すること、楽しみながら「甲賀忍者」について学べます。
忍者コスプレと手裏剣投げ
甲賀流忍者検定は、一般的な筆記試験だけでなく、忍者としての技術や姿勢も評価するユニークな検定ですが、その一環として、忍者コスプレと手裏剣投げが審査の一部となっています。
忍者コスプレは、参加者が忍者の衣装を身につけ、その姿勢や態度を表現する機会を提供します。
コスプレを楽しみながら参加できるので、参加のハードルは低いですね!
一方、手裏剣投げは、忍者としての基本的な技術を試す部分です。
手裏剣は、忍者が敵を倒すための武器として、また、様々な状況での生存技術として使用されていました。
手裏剣投げの審査では、参加者の技術や精度が評価されます。
この二つの要素で、最大10点を加算することができ、合格に向けて重要な役割を果たします。
ただの知識を試すだけでなく、忍者としての技術や姿勢も評価するのは参加する楽しみが増えますね!
(手裏剣の練習ってどうしたらいいんでしょうか。。。)
難易度と挑戦の価値
忍者検定は初級レベルから始まりますが、その内容は決して易しいものではありません。
制限時間は30分で、全50問の4択問題を解く必要があります。合格基準は60点以上となっています。
結構しっかり試験するんですね!
でも、この検定の難易度が高いことで、その挑戦の価値を高めていると思いませんか?
甲賀流忍者検定は、ただの知識を試すだけでなく、忍者としての技術や姿勢も評価するユニークな検定です。
甲賀に行く前に、忍者ものの映画やアニメをみて気持ちを高めて行きませんか?笑
甲賀流忍者検定の開催情報と参加方法
甲賀流忍者検定は毎年開催されていますが、令和5年度の検定はすでに終了しています!
次回の検定の詳細はまだ発表されていませんが、決まり次第、甲賀忍術研究会のFacebookページや公式ウェブサイトでお知らせされます。
参加方法については、甲賀忍術研究会への問い合わせが推奨されています。
ただし、現時点では申し込みは受け付けておらず、受付開始後に申し込みフォームから申し込むことが必要です。
また、検定の準備として、『忍者検定 読み本 其の弐』や『忍者検定 読み本』といった参考書が推奨されています。
甲賀忍術研究会や甲賀市観光まちづくり協会、甲賀市ひとまち街道交流館、新名神甲南PA(上り)、甲賀流リアル忍者館などで購入することができます。
また、銀行振り込みによる郵送での購入も可能です。
なお、過去の検定では、初級から上級までのレベルがあり、各レベルで受験者数と合格者数が異なっています。
初級の最高得点は100点、中級の最高得点は100点、上級の最高得点は非公開です。最年長の受験者は79歳、最年少の受験者は9歳でした。
まとめ
今回は「甲賀流忍者検定」をご紹介しました。
先日「シン・おんせん検定」をご紹介しましたが、地方には様々な検定があるんですね!
こういった、独自の検定は旅の目的に十分なりますよね!
また、筆記のテストだけでなく、コスプレや実技もあることで楽しみながら受験できることも嬉しいですね。
旅に向かう中で、勉強をして受験するぐらいがちょうどいいかも。。。
甲賀市の歴史と文化を体験し、忍者の世界に深く没入するために、甲賀流忍者検定への挑戦をおすすめします!