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初めまして。
一人旅したい人と地域をつなぐ事業「ソロトリ」を展開している、株式会社ホーン代表の松本です。
ソロトリマガジンのリニューアルをきかっけに、連載「ソロトリメンバーが想うこと」をスタートすることにしました。
1回目の今回は、私が感じる一人旅の魅力や可能性、「ソロトリ」を立ち上げた想いを書きます。
一人旅だからこその魅力
見知らぬ土地で見知らぬ人と話してみると、新しい発見や刺激がある。
それが旅の醍醐味でもあり、人それぞれに旅の楽しみ方があります。
誰かと一緒に行くことで充実した旅ができると考える方も多いと思いますが、なぜソロトリは一人旅にこだわるのか。
それは、私自身の体験を通して、またさまざまな方のお話を聞く中で、一人旅には大きな意義や可能性があると感じたからです。
行きたい場所を自由に選び、気の向くままに旅立ち、旅先で好きに時間を過ごせる。
これは、一人旅に魅了されている人から共通して聞かれた一人旅の魅力です。
仕事や家庭、地域など、さまざま人間関係の中に身を置いている日常の中で、忙しく余裕がなくなってくると「一人になりたい」と思うことが増えてくる。そんな時に一人旅に出るそうです。
一人旅を好む私自身、その想いにはとても共感します。
私は普段、人材開発・育成、マネジメントといったコンサルタント業務に従事しており、さまざまな人と関わる毎日です。
人が好きだからこそ、この仕事をしているのですが、忙しくなると身体が重くなり、思考も煮詰まってきます。
そのため、忙しい日々が続く時こそ、「人に伴走する」ことから離れ、「自分のために時間を使う」ことでリセット
しています。
「自分の内なる声を聞き、自分の意思で選び、行動する」ことは、意識してやらないと意外にできないことです。
一人旅の可能性を広げていきたい
すでに一人旅を楽しんでいる方、これからしてみたい方にヒアリングをしていくと、一人旅の課題も浮き彫りになりました。
「一人旅ウェルカム！な宿や観光スポットが少ない・見つけにくい」「地元の飲食店に行ってみたいけど歓迎してもらえるか不安」。
まさに、こうした想いを聞いたのが「ソロトリ」を立ち上げるきっかけになりました。
一人旅をしたい人と、地域の魅力を発信し人を呼び込みたい行政・観光業界、双方向のコミュニケーションを促進できる「何か」を展開したい。
そう思い立ってからは、とにかく行動あるのみでした。
まずはインスタグラムで、「ソロトリ」の公式アカウントを立ち上げ、ソロトリメンバーの一人旅体験のシェアを開始しました。
すると、アカウント開設から1年間で3.7万フォローを達成し、一人旅の潜在ニーズの高さを実感しました。
また、「一人旅だからこそ地域の魅力にどっぷり浸かってファンになってくれるのでは？」と期待する行政や観光業界からは、多数のお問い合わせをいただいています。
今はそうした地域の方々と、どういう仕掛けがあったら、より気軽に、より深く地域を楽しむ旅をしてもらえるかを模索しています。
ソロトリのこれから
誰も自分を知らない場所で、立ち止まるのも選ぶのも自分次第。
合理的で最短距離を求められる日常生活から離れて、あえて遠回りや寄り道をしてみることで偶発的な出会いが生まれます。
一人旅は、そんな新たな出会いや発見を生み出すプロセスであり、地方観光の起爆剤にもなり得ます。
各地域の人たちと協力しながら、「ソロトリ」を気軽に楽しめるコンテンツや機会を作っていきますので、ぜひご期待ください！
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