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こんにちは。ソロトリメンバーのナオキです。
広島出身、広島に住んでいたのは高校生の時までですが広島愛は変わりません!(カープ愛も!笑)
広島への出張ついでに足を伸ばしたのは広島市に隣接する熊野町。
熊野ときくと和歌山県を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、広島県にある熊野町は「熊野筆」で知られている筆の都です。
筆には書筆、画筆、化粧筆に刷毛と用途によって多様な種類があります。
熊野町で作られる「熊野筆」は生産地や原料など一定の基準を満たし、熊野筆事業協同組合から認定されたものだけが名乗ることのできるブランドなのだそうです。
江戸時代後期から始まり、今や全国一の生産量を誇るという筆の都・熊野町。せっかくなので、熊野の筆の歴史や技に触れられる「筆の里工房」に立ち寄ってみました。

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目次
広島県熊野町|筆の里工房へ


エントランスホールを抜けた先には、歴代の伝統工芸士たちの作った筆が小筆から見たこともない大きさの筆まで展示されています。
一概に筆といっても、用途によって形も材料も多彩なのですね。


普段筆に触れる機会は少ないですが、書き味や筆跡も異なるだろう様々な筆を見ていると、絵画や書道でも始めてみようかなという気持ちになります。




伝統工芸士3名が、約半年かけて制作したという大筆は、穂先部分にカナダ産の馬の尻尾約200頭分を使用しているのだとか。あまりの存在感に目が釘付けになります。

他にも、パネルや著名人による書の展示や映像上映があり、筆と文字の始まりから筆文化の歴史を知られます。
伝統工芸士が筆作りを実演する「筆司の家」コーナーでは、筆作りを間近で見ながら筆職人と直接話すこともできますよ。

筆の里工房でまったりカフェタイム
小腹がすいていたので筆の里工房にあったカフェにも立ち寄ってみました。



他にも美味しそうなスイーツやドリンクメニューが揃っていたので、筆の里工房に来たらカフェで一休み、がおすすめですよ。

- 住所
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広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
住所をコピーする - 営業時間
- 10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
- 定休日
- 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※臨時休館あり
- 入館料
- 大人:800円(600円)
小中高生:250円(200円)
未就学児:無料
※カッコ内は20名以上の団体料金 - HP
- https://fude.or.jp/jp/
- SNS
広島県熊野町|筆の里工房で伝統工芸に触れる一人旅
友人との約束の時間もあったのでかけ足での鑑賞になりましたが、書道や絵を嗜む人にとってはじっくり堪能したい場所だと思います。
また、1階では「熊野筆セレクトショップ」があり、書筆から化粧筆まで約1,500本も販売されていました。

筆の個性や書き味などを試しながら買い物ができるみたいなので、訪れてみてはどうでしょう。
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