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ニーハオ(你好)、ゆうです。関西から台湾に引っ越してきて7年。
元々台湾旅行が大好き♡からの憧れの台湾暮らし!
実際に住んでみるとまぁいろいろとありますが、いまだにガイドブックを見るとワクワクする台湾大好き人です。
台湾にはおいしいものがたくさんありますが、現地でしか食べられないものの一つにフルーツがあります。
もちろん、日本にいても台湾からの輸入フルーツは買えますが、台湾なら安く、新鮮なフルーツがたくさん食べられます!
この「新鮮な」というのは、味の決め手となるとても大切な要素です!
ということで、今回は台湾のおすすめフルーツをご紹介します。
この記事は、こんな方におすすめ!
- 南国フルーツを食べ尽くしたい
- 台湾旅行を計画している
- マンゴ―が大好き!
台湾本場のフルーツの楽しみ方
台湾では、食事の後のデザートにはフルーツを食べるのが日常です。
回転テーブルで食べるようないわゆるレストランの中華料理のデザートも、多くの場合はフルーツが出てきます。
新鮮な季節のフルーツを楽しみたいなら、やはり市場やフルーツ屋さんで買って自分で切って食べるのがおすすめ。
それが難しいなら、
- フルーツ屋さんのカットフルーツ
- 夜市のカットフルーツ(ちょっと割高)
- スーパーやコンビニ
という優先順位でしょうか。
他にも、フレッシュジュースとして楽しむのも良いと思います
台湾のおすすめフルーツを一挙公開
それでは早速、台湾のフルーツをご紹介します。
台湾は暖かい国なので、1年中フルーツが楽しめます。
旅行の時期に合わせて、旬のフルーツを楽しんでください。
台湾らしい「南国フルーツ」が食べたいなら、狙うのは春~秋にかけて。
冬は少し種類が減ってくるイメージです。
おすすめはたくさんありますが、私の独断でおすすめ順にご紹介していきます。
1.マンゴー(芒果)
種類によって異なりますが、4~7月が旬 9月いっぱいくらいまで
3月頃、青マンゴ―が出てきたらもう春だなぁという感じです。
私は毎年、青マンゴーの季節には砂糖漬けを作ります。
今年は20斤(およそ12㎏)の青マンゴーを調理しました。
青マンゴーはすぐに発酵してアルコール分が出てきてしまうので、つけ汁と一緒に冷凍するか、ドライフルーツにしておきます。
青マンゴーの時期にはカットフルーツも売られているので、見かけたらぜひ食べてみてください。
青マンゴ―が出てきてしばらくすると、4月上旬からは、少しずつマンゴーが出始めます。
マンゴーにもいろいろな種類がありますが、一番有名なのは「愛文」だと思います。
ジューシーで甘みが強く、期待していたイメージ通りのマンゴーという感じだと思います。
台湾に来て見かけたら、是非食べてみてください!
その他、土マンゴ―(小さめの昔ながらのマンゴー)や黄金マンゴーなど種類はたくさん。
日本からの旅行に来る方はマンゴーかき氷も目的グルメの一つだと思いますが、個人的にはぜひフルーツ屋さんで買って、食べてもらいたいです。
私も旅行で来ていたころは、マンゴーかき氷以外にマンゴーを食べるすべを知らず、マンゴー食べたさでかき氷を選んでいました。
かき氷のマンゴーももちろんおいしいのですが、一番おすすめの「愛文」ではなく、安い種類のマンゴーが使われていることも多いです。
愛文は確実に感動レベルの味だと思います!
そのため、かき氷はあえてフルーツのものを選ぶよりも、伝統的な黒糖かき氷(タピオカやタロイモ団子などをトッピングしたもの)の方がおすすめ!
マンゴーはぜひフルーツ屋さんで買ってお召し上がりください。
ご自身でカットする場合は、皮がアレルギーを起こしやすいので、肌が弱い方や漆アレルギーの方は注意が必要です。
高額なものでなくても、ハズレはないと思います。
時期にもよりますが、愛文は1斤(600g)50~100元程度(およそ250円~500円)なので、かなり安く感じるのではないでしょうか。
2.バナナ(香蕉)
通年
ここでバナナがくると意外に思われるかもしれませんね。
バナナは日本でも食べられますが、台湾のバナナはおいしいです!
スーパーのものももちろん日本に比べるとおいしいのですが、やっぱり天然のバナナを食べてほしい!
市場に行くと、房のままで売っている光景もよく見かけます。
バナナは、香蕉(シァンジァオ) 山蕉(サンジァオ) 芭蕉(バージァオ) 等の種類があります。
どれもおいしいですが、芭蕉があればぜひ食べてみてください。
もっちりした触感で少し酸味があり甘すぎず、小腹が空いたときにちょうどいいサイズです。
ちなみに、緑のまま売っているものはしばらく食べられません。
無農薬のバナナは、黄色くなるまで収穫しないでおいておくと、リスや鳥に食べられてしまうので、緑の間に収穫します。
緑のものを買ってくると、なかなか青くならないのでリンゴと一緒に置いて、1週間以上熟成を促します。
バナナは、ナイフがなくても、気軽に手で剥いて食べられるのがいいですね。
フルーツ屋さんだと少量から量り売りができるので、食べたい分だけ購入しましょう。
バナナの値段については、日本は輸入バナナが安いので、日本で買うのと値段はあまり変わらないか高いくらいかもしれません。
3.パイナップル(鳳梨)
4~9月が旬 探せば通年あります
パイナップルにもいくつか種類があり、甘さが強い物、酸味があるもの、水分が多いものなど様々です。
土鳳梨という種類は酸味が強く、パイナップルケーキにも使用されています。
この「土」という文字が付いているフルーツは他にもあり、古くからその土地に根付いており原種に近いという意味を含んでいます。
先ほどご紹介した「土マンゴー」も同じく、酸味が強い種類です。
パイナップルは、旅行だと買って帰ってホテルで切るのも大変だと思うのですが、フルーツ屋さんだと、カットまでしてくれるところが多いです。(多少の工賃を取られることもあります)
日本でも輸入パイナップルを食べたことがありますが、台湾の方がみずみずしく、アクがなくスッキリ食べられる印象。
是非食べてみてください。
ちなみに、パイナップルは事前申請をすれば検疫を通って日本に持ち帰りもできるそうです。
私は安い時期に、ドライパイナップルをたくさん作ります。
4.パッションフルーツ(百香果)
6~10月が旬
パッションフルーツは日本のスーパーで見かけてその値段に驚いたことがあります。
台湾では、1つ10元(50円弱)程度でしょうか。
まとめ売りだともっと安いこともあります。
皮は硬いので、ナイフは必須です。
切る時は上1/3~1/4位のところに切り込みを入れてから、まっすぐに立てて切り落とします。
フルーツを切る時はどうしても真ん中で二つに切りたくなりますが、そうするとせっかくの中のジュースが全部こぼれてしまいます。
食べ方としては、水で割ってハチミツを入れてドリンクにすることが多いです。
ドリンクスタンドでも、パッションフルーツを使ったメニューはよく見かけます。
酸っぱいもの好きの我が家ではそのままスプーンで食べることもありますが、酸味は強いです。
5.ドラゴンフルーツ(火龍果)
6~10月 探せば通年
ドラゴンフルーツは、スーパーフードとして話題にもなりましたね。
甘味が少ないので、おいしいか聞かれると、びっくりするほどおいしいフルーツではないかもしれません。
ドラゴンフルーツは、夏の暑い日に食べるとスッキリしていて、食べれば食べるほど癖になるという感じです。
白と赤が基本ですが、最近、白と赤のグラデーションになっているものや、黄色なども見かけます。
皮はナイフで切らなくても、バナナのような形で手で剥けます。
ちなみに、赤を食べると口が真っ赤になるので要注意です。
また、食べた後は・・・出てくるものも赤くなるので、驚かないでくださいね。
私は初めて食べた後にトイレに行った時、病気になったのかと本気で思ってしまったほどです。
6.スターフルーツ(楊桃)
10月~2月が旬 通年食べられます
南国と言えばスターフルーツ、というイメージの方もいらっしゃるのでは?
スターフルーツは、水分がとても多く、体にいいフルーツとされています。
リンゴと同じように真ん中あたりに芯と種があるので、切る時は1枚ずつ花弁のように5つに縦に切った方が食べやすいです。
黄色くなった方が甘みと香りが強くなっておいしいのですが、黄色くなるとすぐ傷んでしまういます。
そのため、少し黄緑くらいのものがちょうどいいと思います。
7.グァバ(芭樂)
通年
グァバは、緑色のフルーツです。
皮をむかずにそのまま食べるものなので、小ぶりのものであれば丸かじりしてもいいと思います。
堅いままだとリンゴの更に堅いような食感、柔らかくなるまでおいておくと桃のようにやわらかくフルーティーな香りが強くなってきます。
赤の方が少し渋みがあるイメージです。
中心に小さい種がたくさんあります。
種のまわりが甘いのですが、種ごとたべるか、種の部分は先に取ってしまうかは人それぞれです。
よくあるグァバ味というのは、熟したグァバの味だと思います。
8.シャカトウ、バンレイシ(釋迦)
11~4月
甘みの強いフルーツです。
緑色の皮の部分は食べられません。
独特な見た目なので、フルーツなのか野菜なのか、わからない方もいるかもしれません。
かなりフルーティーな香りなので、機会があればぜひ食べてみてください。
個人的には、パイナップルシャカトウの方が実がつるっとしていて食べやすいと思います。
ちなみに、堅いものは食べられないので要注意です。
触ってみて、バナナと同じくらいの柔らかさになっているものが食べごろ。
そのくらい柔らかくなると手で簡単に割れるので、緑の皮の部分を避けて、中の白い部分のみ食べてください。
9.ライチ(荔枝)
4~8月 特に5~7月
台湾ライチも有名ですね。
旬の時期になると百貨店では海外発送のフルーツが注文できますが、マンゴーに続いて人気なのがライチです。
日本では冷凍しか見かけないかもしれませんが、生のライチは風味が違います。
ただしフルーツの中でも高額で、売られている期間も短いので、運よく遭遇したら、是非食べてみてください。
買うときは、新鮮なものを選んでくださいね。
少し熟しすぎると虫が付きやすいので、食べる前によく確認するようにしてください。
10.文旦(柚子)
8~10月
熊本県などにもあるザボンといわれるような大きなものから、洋ナシ型のものまでいくつかの種類があります。
日本のものに比べると酸味や苦味はなく、あっさりとした味です。
中秋節の時期に食べる習慣があり、中秋節が近くなるといたるところで山積みになって売られています。
台湾で中秋節といえば文旦と焼き肉!
何とも不思議な文化です。
11.スイカ(西瓜)
3~12月 特に4~7月
暑い日には、スイカでクールダウン。
味は日本のスイカとそこまで差はないのかもしれませんが、暑い時に体の熱をとるという意味では必須のフルーツです。
西瓜を買って切るのはなかなかできないと思いますが、そんな時はスイカジュースがおすすめです。
台湾で売られているスイカには色々な種類があります。
一番大きいものは縞模様のない花蓮西瓜と言われるもので、大きいものだと1つ20kg近くあります。
スイカジュースにはこれが使われていることが多いので、店先で見かけることもあるかもしれません。
他にも、赤や黄色の小玉スイカや、長ぼそいラグビーボールのような形のスイカもあります。
切る時は、皮は全部取ってしまって、一口サイズに切り分けることが多いです。
フルーツ屋さんでは切ったものがパック売りされていることもあります。
12.パパイヤ(木瓜)
通年
私は、実はオレンジのパパイヤは食べられないのですが、体にいいといつも勧められます。
特に女性の健康には欠かせないフルーツだそう。
パパイヤミルクもフレッシュジュースの定番です。
日本人でも好きな方も多いので、興味があればチャレンジしてみてください。
フルーツとしてはオレンジ色に熟したものを食べますが、緑のパパイヤはスープにしたり、薄切りにしてパッションフルーツと和えてサラダにして食べたりします。
それは私も大好きです。
番外編 街にあるフルーツを探してみよう
さすが南国、普通に公園に南国フルーツが生えている光景も、よく見かけます。
私がよく見るかけるのは、バナナ、マンゴ―(おそらく土マンゴーという小さな種類)、パパイヤ、ジャックフルーツなどです。
ちなみに、ドラゴンフルーツはこんな感じで、サボテンのような葉っぱから直接生えています。
ちょうど季節があえば、フルーツ狩りを楽しむこともできます。
他にも、文旦や、ここでは紹介していませんが龍眼、ワックスアップル、桑の実(マルベリー)などもよく見かけます。
是非、自然観察も楽しんでみてくださいね。
逆におすすめではないフルーツ
逆にあまりお勧めできないフルーツとしては、ほとんどが輸入品のもの、日本の方がおいしいものがあります。
具体的に挙げてみると
<ほとんどが輸入品のもの>
リンゴ、キウイ、皮つきで食べるブドウ
<日本の方がおいしいもの>
いちご、桃、みかん、メロン
もちろん普通においしいですが、台湾であえて食べなくていいかなと思います。
せっかくなら台湾でしか食べられないおいしい南国フルーツを食べてみてください。
台湾でフルーツを楽しもう
こちらで暮らしていると、毎日食べるのが当たり前のフルーツ。
それくらい、台湾の食文化と密接な関係があります。
旅行に来た方は、是非その間だけでも毎日フルーツを食べてみてください。
ここで紹介した以外にも、まだまだおいしいフルーツはたくさんあります。
マンゴ―がある季節を狙うなら、4月~9月がおすすめ。
バナナは年中食べられます。
ホテルの近くにフルーツ屋さんを見つけておくといいかもしれませんね。
この記事が、あなたの台湾一人旅のきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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