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この記事は、こんな方におすすめ!
- 台湾旅行を計画している
- 台湾の節句文化に興味がある
- せっかく行くなら台湾のイベントが楽しみたい
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目次
はじめに
ニーハオ(你好)、ゆうです。関西から台湾に引っ越してきて7年。
元々台湾旅行が大好き♡からの憧れの台湾暮らし!
現地在住だからこそ感じる台湾の魅力や習慣について、いろいろと発信しています。
今回は、知ってそうで知らない台湾の祝日についてご紹介します。
国が違うと祝日が違うのは当たり前・・・かもしれませんが、台湾の祝日は毎年変わるという特徴があります。
それはなぜなのでしょうか?
前編では、台湾の祝日の特徴と新暦に基づいた祝日について詳しく見ていきましょう。
台湾の年号
台湾の祝日についてお話する前に、年号についてお伝えします。
台湾は中華民国設立を元年とした、「中華民国暦」が使用されています。
年号としては、民国○○年、中国語では民國(ミングオ)○○年(ニェン)といいます。
2024年は、民国113年です。
西暦の下2桁より、11引いて計算します。
台湾の祝日や節句の基準になる「旧暦」とは?
台湾の節句は、「旧暦」に基づいています。
旧暦は中国語では「農歴(ノンリー)」といいます。
それに対して新暦(太陽暦)は「國歴(グォリー)」です。
旧暦とは、太陰暦とも呼ばれる暦法の一種です。
太陰暦は、月の満ち欠けや月の回転周期を基にした暦法であり、1か月を満月から満月までの約29.5日として計算します。
太陰暦は、古代から広く使用されており、日本でも沖縄では旧暦に合わせて様々な行事や神事が行われていますね。
旧暦は、太陰暦の特性から、一般的な太陽暦(西暦)と比べて年の長さが約354日となり、11日短くなります。
これが、旧暦の年が西暦の年に対して移動する、つまり台湾の祝日の日にちが毎年変わる原因です。
旧暦におけるうるう年は、なんと6月が2回あり、通常の年に比べて1か月長くなります。
うるう年の挿入によって、旧暦の暦法を太陰暦の周期に合わせています。
新暦に基づいた台湾の祝日
台湾には新暦に基づいた祝日もあります。
新暦に基づいた祝日は、「その日一日が祝日になるだけ」という感じで、節句の盛り上がりはありません。
1.1月1日 中華民國開國紀念日・元旦
今は元旦(ユェンダン)と呼ばれることが多いですが、1912年の中華民国建国を記念する日。
台北101のカウントダウン花火は多くの人で盛り上がります。
日本のお正月の時期の祝日は1月1日のみで、花火以外にイベントモードはありません。
台北101だけでなく、街でもいたるところから打ち上げ花火や爆竹の音が聞こえてきます。
2.2月28日 二二八和平紀念日
1947年2月28日の民衆暴動を発端に多くの犠牲者を出した「228事件」
その悲劇を忘れず平和を祈念するための日です。
3.4月4日 兒童節
台湾のこどもの日です。
子供向けに役所からプレゼントが配られるので、子供たちにとっては嬉しい日です。
4.10月10日 國慶日
辛亥革命の記念日。
10が重なる日であることから雙十節とも呼ばれます。
近年は、「雙十節セール」として、多くのお店やネットショップでセールが行われ、一大イベントになっています。
旧暦に基づいた台湾の祝日については、<後編>でご紹介します。
祝日に台湾旅行を計画するときの楽しみ方と注意点
台湾の文化を楽しみたいのであれば、特に旧暦の祝日に合わせて旅行に来るのはおすすめです。
ただし、どうしても行きたい観光地がある場合などは、いつも以上に混むので注意しましょう。
<楽しみ方>
- その時期にしか食べられないものを味わう
- お祭りやイベントがある
<注意点>
- 観光地はとにかく混む
- レストランなどが予約でいっぱい
- 道も混むので車移動は避けるべき
- お寺はお参りが行われていることが多く、観光客は歓迎されないムードのことも
台湾旅行を計画する際には、事前に祝日を調べておくのがベストです。
もしチケットを取った後に祝日に気づいたら、観光コースは祝日を考慮して調整することをおすすめします。
この記事が、あなたの台湾一人旅のきっかけになれば嬉しいです。
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