こんにちは、萩乃おはぎです。関西出身関東在住のOLです。
趣味は国内外の旅で、友達とわいわいはしゃぐ旅も、ひとり旅もどちらも大好きです。
ところで、ひとり旅が好きだというと「女子ひとり旅はなんだか寂しい」といった印象を持つ方もいるのではないでしょうか。
しかし、ひとり旅は行き当たりばったりが許される気軽で自由な旅。「ここに行きたい!」「これを食べたい!」という自分のわがままを、たっぷり叶えてあげられるご褒美時間なのです。
筆者がひとり旅が好きになったきっかけは、縁もゆかりもない広島への転勤でした。しかし、広島に転勤になったことも何かの縁。せっかくなので初めて訪れた中四国地方を制覇しようと思い立ち、ひとり旅を楽しんでみようと思ったのでした。
そんな筆者が、女性が初めて広島ひとり旅をするのにおすすめしたいスポットをまとめました。広島女子ひとり旅で外せない定番スポットと、それに合わせたおすすめの飲食店・カフェを紹介していきます。
★この記事はこんな方におすすめです
・広島旅行の定番スポットを知りたい方
・広島グルメを楽しみたい方
・ひとり旅に挑戦したい方
・ひとり旅の行き先に悩んでいる方
広島旅行といえば!定番スポット8選
女子ひとり旅をするなら、ぜひ訪れたい広島の定番スポットを8つご紹介します。見どころたっぷり広島ひとり旅を楽しみましょう!
1.厳島神社
広島女子ひとり旅の定番スポット1つ目は、厳島神社です。厳島神社は日本三景の一つの「宮島」にあります。
宮島は広島湾に浮かぶ小さな島で、広島市内からのアクセスはよく、JR広島駅からは電車とフェリーで行くことができます。
女子ひとり旅にはアクセスの良さが重要ですから、嬉しいですね。
厳島神社は6世紀末に創建され、12世紀に平清盛によって寝殿造り様式の現在の姿に造営されました。
1996年に世界文化遺産に登録され、今や世界中から観光客が絶えない国宝建造物となっています。
厳島神社といえば、「海の中に鳥居がある」ということで有名ですが、訪れる時間帯によってその姿を変えます。
満潮時には海に浮かんでいるような光景となりますが、干潮時になると大鳥居をくぐって参拝できるようになります。
どんな厳島神社の姿を見てみたいかによって、スケジュールを調節してみるのもいいかもしれません。
2.宮島の表参道商店街
厳島神社への道のりも旅の定番スポットで、宮島観光をするには外せません。
場所は厳島神社と桟橋の間にあり、宮島観光の最初や最後に訪れることができます。
表参道商店街は清盛通りとも呼ばれていて、昭和な雰囲気の商店街です。牡蠣や穴子などを使った宮島名物やお好み焼きのお店が軒を連ねています。
定食屋さんだけではなく歩き食べができるお店もたくさんあり、その中でも筆者のおすすめは「揚げもみじ」です。
もみじ饅頭は広島名物ですが、それをからっと油で揚げたものを食べられます。串に刺さっているので、手も汚れず歩き食べにもぴったりです。
サクッとした衣のおかげで一見こってりなお味かと思いきや、ふわふわで温かいカステラとあんこがあっさりしているので何個でも食べられそうです。
筆者は広島在住中に宮島に10回程度行きましたが、毎回食べていたくらいお気に入りです。
他にも肉まんや牡蠣カレーパン、練り物など食べ歩きができる食べ物は、他にもあるので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
3.原爆ドーム
広島女子ひとり旅の定番スポット3つ目は「原爆ドーム」です。広島といえば、「原爆ドーム」を思い浮かべる方もきっと多いでしょう。
原爆ドームは広島の繁華街から近い距離にあり、周辺を散歩していると街中に突如現れます。緑豊かな公園にたたずんでいますが、その周辺だけは時が止まっているような感覚に陥ってしまいます。
原爆ドームは元々「広島県産業奨励館」と呼ばれていましたが、戦後被爆した広島県産業奨励館の残骸を見て、市民から原爆ドームと呼ばれるようになりました。
1996年に原爆ドームは核兵器の恐怖や非人道さを伝える建物として世界文化遺産に登録されています。
原爆ドーム内には立ち入ることはできませんが、外から自由に見学できます。
4.広島平和記念資料館
広島平和記念資料館は、原爆ドームのすぐ近くにある一度は訪れておきたいスポットです。
この資料館では、原子爆弾を被爆した三輪車や時計など、原爆の惨状を示す多くの物が展示されています。また当時の写真や絵などの資料も展示されており、原爆の恐ろしさを実感できます。
家族や友人、恋人との旅だと、なかなか行きづらい場所ですよね。しかし、ひとり旅だからこそ、勇気を出して行ける場所ではあります。
展示や歴史を見て人々の想いを感じ、平和について触れて世界や自分の未来を想像する。こういったテーマについてじっくり考えられるのも、ひとり旅でしか経験できない時間かもしれません。
5.広島城
広島女子ひとり旅の定番スポット5つ目は広島城です。
広島城は繁華街のど真ん中にあり市民にとっては馴染みの深い景色となっています。原爆ドームや広島平和祈念資料館からも近く、歩いていけるのでセットで周りたい観光スポットです。
広島城は1589年に築城され、その城下町は西日本最大の都市として栄えてきました。ずっと守られてきた天守閣は1931年国宝に指定されましたが、原爆によって倒壊してしまいました。
しかし、原爆投下の13年後の1958年には外観が復元され、広島復興のシンボルとなりました。現在は天守閣の内部は歴史博物館となっており、広島城に関する様々な文化の資料や模型が展示されています。
展望室からは原爆ドームが見られて、晴れた日には宮島まで見渡せます。
6.尾道
広島女子ひとり旅の定番スポット6つ目は尾道です。JR広島駅から普通電車で1時間半かかりますが、広島市在住の方もわざわざ遊びに行くぐらいの人気スポットです。
瀬戸内海の穏やかな天気の中、入り組んだ路地と坂道をゆっくり散歩していると猫にたくさん出会えます。「猫の細道」と呼ばれている猫のパワースポットがあるなど、猫好きにも人気な町なのです。
1200年以上の歴史を持つ「千光寺」や趣深い喫茶店や女性に人気のおしゃれなカフェが並ぶ「尾道本通り商店街」など歴史あるレトロな町並みを楽しむことができます。
7.瀬戸内しまなみ街道
広島の定番スポット7つ目は「瀬戸内しまなみ街道」です。「サイクリストの聖地」とも言われるしまなみ街道の名は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
瀬戸内しまなみ海道は西瀬戸自動車道の愛称で、広島県の尾道市と愛媛県の今治市を結んでいる全長約60kmのルートです。大きな6つの島「向島」「因島」「生口島」「大三島」「大島」を大きな橋が繋いでいます。
近頃の瀬戸内しまなみ街道は、サイクリング旅行が初めての女性が、安心してひとり旅を楽しめるサービスが充実しています。どの島でも乗捨てができる公共のレンタサイクルがあったり、トイレや休憩所、トラブル対応の整備も進んでいます。
瀬戸内しまなみ海道は、サイクリングでも1日で渡りきれないこともないですが、島々の景色やグルメを思いっきり楽しみたいなら、2日以上かけて走るのがおすすめです。
8.呉
広島女子ひとり旅の定番スポット8つ目は、呉です。
「この世界の片隅に」というアニメをご存知でしょうか。第二次世界大戦中の、普通の家庭の普通の暮らしを、柔らかい雰囲気で描写している映画です。物語の主人公「すず」が嫁いだ先が呉市で、作中には今も呉市に現存するスポットがいくつか出てきます。
「この世界の片隅に」を観た方ならロケ地として楽しめますし、観ていない方でも十分楽しめるスポットがあります。
第二次世界大戦中の呉市には海軍直轄の工場があり、戦艦大和が秘密裏に建造されていました。
「大和ミュージアム」では、そこで生産された戦艦「大和」の10分の1の模型を見ることができます。また、戦時中に開発された兵器の実物資料も展示されており、戦争の歴史を学べます。
大和ミュージアムの近くには「海上自衛隊呉史料館」があります。この史料館は、実物の潜水艦を日本で唯一展示しています。展示されている潜水艦の「あきしお」には、実際に乗艦でき、乗員が過ごす空間の見学や、潜望鏡から呉港の景色を望めます。このような貴重な体験ができますが、見学料はなんと無料。
日々日本を守ってくださっている海上自衛隊の活動についても詳しく知れるので、ぜひ足を運びたい場所です。
ぜひ足を運んで欲しい飲食店5選
女子ひとり旅をするなら美しい景色はもちろん、グルメにもこだわりたいですよね。
ここからは広島女子ひとり旅に嬉しい、インスタ映えするカフェをいくつか紹介します。観光のついでに行けるアクセスのいいところをまとめました。
旅を彩るグルメの候補にぜひ入れてみてください。
1.【宮島】牡蠣祝(かきわい)
厳島神社がある宮島にはおしゃれなカフェがたくさんありますが、その中でも筆者がおすすめしたいのは「牡蠣祝」というカフェ。
宮島のメインストリートである表参道商店街を抜け、階段や坂を少し登ると宮島の町並みと広島湾の絶景が見渡せる丘の上に出ます。
その丘にある古民家を改装してオープンしたカフェが「牡蠣祝」なのです。
店内の壁はほとんどガラス戸で、天気がいい日は全て開放してくれます。
筆者のおすすめメニューは、瀬戸内で育ったレモンが贅沢に使われている「広島レモンレアチーズケーキ」と「広島レモンモヒート」です。
広島レモンレアチーズケーキは口当りの良いクリームチーズにレモンがふわっと香ります。クリームの甘みとレモンの酸味のバランスが絶妙です。
広島レモンモヒートは、キリッとした炭酸にほどよい甘さのレモンシロップ、ミントがよく香ります。レモンピールの苦味が良いアクセントです。
2.【広島市内】cafe citoron
cafe citoronは広島市の繁華街である広島本通商店街から、少し北に歩いたところにあるカフェです。
筆者一押しは、季節限定のデザートです。特にパフェの美しさは思わず息を呑むほど。
旬の果物や味を存分に生かしたデザートは、目にも舌にもご褒美です。
ランチは好きな小鉢を選んでいただく定食スタイル。
少しずつ好きな味を楽しめるので、女性には嬉しいですよね。
広島市内で一息つきたい時は、ぜひ訪れたいカフェです。
3.お好み村
広島のグルメといえば「お好み焼き」は有名ですよね。今回は、広島市内の繁華街にあるお好み焼きのための施設「お好み村」をご紹介します。
お好み村とは、お好み焼のお店が集まった高層ビルです。2階から4階にかけて24店舗のお好み焼き専門店が屋台のように並んでいます。
どの店もドアがなく活気があるので、どの店に入るか目移りして迷ってしまいます。
しかし、ここのお好み焼の値段とソースはなんと全店共通。焼き方やトッピングに違いはありますが、基本的にはどの店でも大きな差はないので、ビビッときたお店に入れば大丈夫です。直感で選んでみましょう。
カウンターに座ると早速、目の前でお好み焼きを焼いてくれます。何度見てもその手さばきに見とれてしまいます。
女子ひとり旅をしていると食事中もなんとなく周りの目も気になるもの。しかし、カウンター席であればあまり周囲の雰囲気が気にならないのも、お好み村がおすすめのポイントです。
4.【広島駅】すし辰
「インスタ映え」ではないのですが、瀬戸内の海鮮が味わえるお店を紹介します。広島県内で5店舗展開されている「すし辰」という回転寿司屋さんです。
そのうち1店舗が広島駅内にあるので、広島女子ひとり旅の締めくくりにぴったりです。
魚屋がやっている寿司屋なのもあって、新鮮な魚介が楽しめます。
メニューは、牡蠣、生しらすや鯛など瀬戸内海自慢の魚がおすすめ。その中でも筆者のお気に入りは、すし辰名物の肉厚バッテラと天然小あじの姿にぎりです。天然小あじの姿にぎりは残った骨は唐揚げにして出してくれるので、ニ度美味しいです。
人気店ではありますが、特にカウンター席は回転が早いので、急いでいる時も立ち寄れるのが嬉しいですね。
5.【尾道】おやつとやまねこ
尾道にはたくさんのおしゃれなカフェや素敵な喫茶店がありますが、今回は可愛らしいお店「おやつとやまねこ」をご紹介します。
「おやつとやまねこ」は尾道商店街の入り口にあり、絶品の尾道プリンを買うことができます。プリンのお味はトロトロで濃厚。懐かしさを感じる小瓶に入っており、記念品として持って帰るのも良さそうです。
店前にベンチがあって座って食べることができますが、おすすめは近くの広場に持っていって海を眺めながら食べること。
もし天気がよくなければ、系列店の「やまねこカフェ」でも尾道プリンをいただけるので、店内で食べたい際はそちらまで。
6.【尾道】立花食堂

瀬戸内しまなみ街道をサイクリングしてみたいのに、時間や体力の都合で諦めてしまいそう……
そんな方にも、瀬戸内しまなみ街道をちょこっと楽しめる距離にある、おすすめのカフェ「立花食堂」を紹介します。尾道から1つ目の島「向島」にある人気店です。
尾道で自転車を借りて、連絡船に乗ると5分ほどで向島に着きます。瀬戸内海の穏やかな海の景色を楽しみながらぐるっと半周ほどすると、向島と次の島「因島」を繋ぐ橋のふもと、「立花食堂」に着きます。
大きなヤシの木がいくつも並んでいる広い庭と、その向こうに青い海が見えるリゾート地のようなロケーションです。
大きな窓と広いテラスで開放的なお店では、ご飯のランチかパンのランチを選ぶことができます。身体に嬉しい野菜たっぷりの優しい味が嬉しいです。
最近さらに人気なことにより、かなり混んでいるとのことなので、もし行かれる際は、早めの時間帯を狙うことをおすすめします。
広島はアクセス良好で女子ひとり旅におすすめスポット盛りだくさん!
いかがでしたでしょうか?
広島の定番観光スポットを8選、グルメスポットを5選、どれも女子ひとり旅に嬉しいアクセスの良いところを選んでみました。
フォトジェニックな場所や歴史のある建造物、おしゃれなカフェなど、魅力あふれる広島県は女子ひとり旅デビューにぴったりの場所。
観光もグルメも見所がいっぱいですので、ぜひ行ってみてください!
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