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独ベルリンの交通予約プラットフォームOmioが世界8カ国を対象に実施した旅行トレンド調査「NowNext '25」で、興味深い結果が明らかになりました。
日本人の一人旅志向は世界一で24%!
グローバル平均の17%を大きく上回っています。
さらに、ソロトリが2025年5月に実施した一人旅実態調査の結果と照らし合わせると、日本の一人旅文化の豊かさと、一人旅を楽しむ人々の旅への向き合い方が浮かび上がってきました。
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目次
世界一!日本の一人旅志向は24%
Omioの調査によると、日本人で一人旅を予定している割合は24%。調査対象となった世界8カ国の中で最も高い数字でした。グローバル平均の17%と比較すると、7ポイントも上回っています。
Omioの調査では男性の方が一人旅志向が高く、日本でも男性30%、女性19%という結果でした。
一方、ソロトリでのアンケート結果をみると、50代を中心とした女性たちが積極的に一人旅を楽しんでいる姿が見えてきます。
ソロトリ一人旅実態調査では、女性回答者が694名(87.9%)と圧倒的多数を占めており、年代別で見ると50代が最多です。これはソロトリInstagramのコアフォロワー層とも一致しています。
もう我慢しない!自分が本当にしたかった旅をしよう、と自分のための時間を大切にしている方々です。
※「一人旅経験者」とは、2024年度(2024年4月〜2025年3月)に宿泊を伴う一人旅を1回以上経験した人を指します。
なぜ、日本は世界一の一人旅大国なのでしょうか
その理由の一つには、日本の恵まれた環境があるでしょう。
治安の良さ、一人でも安心して出歩ける街並み、一人でも気兼ねなく入れるお店や宿の多さ。こうした環境が、一人旅のハードルを下げ、「ちょっと行ってみようかな」という気持ちを後押ししているのではないでしょうか。
女性にとっても、男性にとっても、一人で旅をすることが特別なことではない。そんな文化が、日本には根付きつつあるのかもしれません。
日本人の旅にとって、食は欠かせないテーマ
日本人にとって旅と食は切り離せないテーマです。
Omioの調査では、食をテーマにする旅への関心が世界平均を10ポイント以上も上回る45%でした。グローバル平均は33%ですから、日本人の食への関心の高さが際立っています。
一人旅でも地元の味を求めて
ソロトリの調査でも、一人旅での夜ごはんは地元のお店で食べる方が多いことが分かりました。女性平均で41.8%、男性では64.4%の方が、地元のお店での外食を選んでいます。
旅先でのグルメ探訪は、一人旅の大きな楽しみの一つとなっているようです。
興味深いのは、年代によって夜ごはんのスタイルが変化していくことです。
30代以下の女性では52.9%が地元のお店での外食を選択している一方、年代が上がるにつれてその割合は減少し、60代女性では27.4%まで低下しています。
一方で、宿の夕食を利用する割合は年代とともに増加しており、30代以下の10.6%から60代女性の17.9%まで段階的に上昇しています。
年配世代ほど、宿でゆっくりと夕食を楽しむ「おこもり旅」のスタイルを好む傾向が見えてきます。
また、「その時々で異なる」という柔軟な選択をする方も、30代以下の19.4%から60代女性の35.8%まで大幅に増加しています。
経験を重ねるにつれて、一人旅のスタイルが多様化し、状況に応じた選択の幅が広がっていることがうかがえます。
一人旅はどんな時間?
旅に求めるもの、それは「心の充電」
Omioの調査で「旅行で重視する感情・体験」を聞いたところ、日本では「リチャージ(充電)できる」が46%で最多でした。
次いで「遊び心が湧いてくる」が33%、「心地よく過ごせる」が29%、「解放感を味わえる」が20%、「アドベンチャーを感じる」が13%という結果でした。
一人旅に特化したソロトリの調査でも、同様の傾向が見られました。
「あなたにとって一人旅とはどんな時間ですか?」という質問に対して、最も多かったのは「心の充電時間」という回答でした。
女性平均で79.7%、男性でも65.6%と、性別を問わず多くの方が一人旅を心の充電の場としています。特に40代女性では87.4%にも上ります。
旅行全般でも一人旅でも、人々が最も求めているのは「心の充電」なのです。
一人旅だからこそ得られるもの
さらに、一人旅だからこそ得られるものもあります。
全世代で20〜35%の方が「自分らしさを取り戻す時間」と答えており、働く世代を中心に、一人旅が自己を再確認する場として機能しています。
日常では家族や職場での役割を担いながら、一人旅で本来の自分に戻る。そんな大切な時間になっているようです。
30代から40代では6割以上が「好きなことに没頭する時間」として一人旅を楽しんでいます。
誰にも気兼ねせず、自分の興味や関心に向き合える時間。それが一人旅の魅力です。
美術館でゆっくりと作品を鑑賞したり、気になっていたカフェで読書をしたり、地元の市場を散策したり。そんな「好き」を追求できる自由があります。
また、「人・場所・物事との新たな出会い」への期待も高く、特に男性では70.0%、女性でも51〜65%の方が新たな出会いを楽しみにしています。
一人だからこそ、地元の人と会話が生まれたり、偶然の出会いに心を開けたりすることもあるのかもしれません。
日常の役割から少し離れて、心を充電し、自分らしさを取り戻す。そして、好きなことに没頭したり、新たな出会いを楽しんだりする。
一人旅は、そんな特別な時間になっているようです。
自分のための旅をしよう
日本は世界一の一人旅大国。治安の良さや一人旅しやすい環境が、私たちの背中を押してくれています。
一人旅だからこそ、自分らしさを取り戻し、好きなことに没頭できる。性別や年代を問わず、自分が本当にしたかった旅を楽しむ人々が増えています。
あなたも、「自分のための旅」を楽しんでみませんか。
参考資料
1)Omio「NowNext ’25」旅行トレンド調査
2025年8月実施、日本を含む8カ国・10,555名対象
2)ソロトリ・一人旅実態調査レポート(2024年度版)
2025年5月実施、一人旅経験者790名対象

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