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こんにちは!ソロトリメンバーのYukoです。
2025年7月、憧れの尾瀬縦断一人旅を無事に完了できました。今回は、これから尾瀬への旅を計画される方に役立つ情報をまとめてお伝えします。
特にシニア世代の女性が安心して尾瀬を楽しむためのポイント、おすすめの持ち物、公共交通機関でのアクセス方法、かかった費用まで、私の実体験をもとに解説します。
尾瀬一人旅で学んだ7つのこと
1.山小屋2泊の価値は計り知れない
朝焼けや夕焼けの神秘的な光景、昼下がりのカフェで過ごすゆったりとした時間の流れ。
あわてず無理せず、尾瀬の時間を満喫できました。
一人で来ている方は尾瀬や山歩きに慣れている方が多いと感じました。
慣れない私ですが、これ以上歳をとったらもっと難しくなりそうなので、今回は思い切って余裕を持ったスケジュールで来て大正解だったと思います。
2.季節の違いを楽しむ醍醐味
昨年秋の尾瀬沼ハイキングとは異なる季節に訪れることで、日光キスゲやワタスゲなど、新たな尾瀬の魅力を発見できました。
日光キスゲは、午前中に咲いて夕方には閉じて、そのまま萎れてしまう一日花で、日光キスゲの見頃は1週間ほどとのこと。そんな貴重な見頃のタイミングに訪問できてラッキーでした。
何度訪れても飽きない、それが尾瀬の素晴らしさですね。
3.無理のない計画と柔軟な変更が大切
2日目、ずっと行きたいと思っていた「三条の滝」を断念し、「平滑ノ滝」までにしたのは我ながら賢明な判断だったと思います。
一人旅では「安全」が何より重要。体調や天候に応じて計画を変更する勇気も必要ですね。
私が心がけたのは以下の点でした。
- 事前に複数のルートを調べ、体調に応じて選択できるよう準備
- 3日前まで無料キャンセルできる宿、予約不要のバスでのアクセスを選択し、直前の天気予報をみて最終判断
- 後ろから人が来た時は無理せず道を譲り、自分のペースを守る
- 疲れる前に休憩をとり、水分・塩分補給を心がける
4.一人旅ならではの出会い
道中で多くの方が声をかけてくださり、熊の情報を教えてくれたり、花の名前を教えてくれたり。一人だからこそ生まれる自然な交流がありました。
たぶん同じ時間帯に行動していたからとは思いますが、鳩待峠から入って、見晴の小屋で一泊、翌日は尾瀬沼から大清水に抜けるという方が多かったです。
尾瀬に2泊は贅沢!という感じでしたが、長年の夢がやっとかなったので、2泊はしたいと思ったというと、皆さん「なるほど」と笑ってくれました。
5.事前の体力づくりの重要性
60代でも十分楽しめましたが、それは日頃の体力づくりがあってこそ。継続的な運動習慣が一人旅の可能性を広げてくれますね。
去年は下りでひざがガクガクになってしまったけど、今年はウォーキングポールを使い、降り方も知人に教えてもらって改善したつもりなので、ひざは大丈夫でした。
でも疲れたし、翌日は太ももは両方ともひどい筋肉痛になり、全身ガチガチに。楽しむためには、身体は鍛え続けないといけませんね!
6.尾瀬デビューはガイドさんと一緒がおすすめ
初めての方は、ガイドさんと一緒に行かれることをおすすめします。
私も、昨年のガイドさんとの尾瀬沼の経験がなければ、ちょっと厳しかったかなと思います。
尾瀬戸倉で会ったガイドさんは、鳩待峠から尾瀬ヶ原を通って見晴に泊まり、翌日は沼山峠まで送ると言われてました。
沼山峠は福島県側なので、そこまで行ったらガイドさんはどうするのですかとお聞きしたら、「大急ぎで、大清水まで歩いて帰ってきます」と笑っておられました。
最初に考えてあきらめたコースだったので、ガイドさんと一緒ならそんなコースも可能なのだと知りました。
※昨年のガイドさんと歩いた尾瀬体験記はこちら
7.熊について
水芭蕉の果穂は熊の大好物で、熊と人間との遭遇を避けるために刈り取りをしているそうです。でも全部は取り切れないし、熊の目撃情報が多いということで、私が行った翌日は、山の鼻の研究見本園の一部が立入禁止になっていました。
帰ってから調べたら、熊をみかけたら「尾瀬保護財団(TEL 027-220-4431)」までお知らせくださいと書いてありました。
目撃情報の中に私が見たものは載っていなかったので、連絡すべきだったようです。他にもたくさん人がおられたし、そのときは気が回りませんでした…
※ツキノワグマ目撃情報については こちら
尾瀬ハイキング 持ち物リスト
1.必須アイテム
- 登山靴:慣れたものを。濡れた木道は非常に滑りやすいです
- 雨具(上下):尾瀬の天気は変わりやすい
- 帽子:日差し・雨対策として必須
- 防寒具:フリースと手袋は必須
- 熊すず:道中に熊よけの鐘もありますが、必ず携帯
- 100円玉:トイレが有料のため、たくさん持参
2.あると便利なアイテム
- ウォーキングポール:ただし木道保護のためゴムキャップ必須
- 湿布:筋肉痛や軽い怪我の応急処置に
- 塩飴:熱中症対策と塩分補給
- 軽量サブザック:2日目の散策時用
公共交通機関でのアクセス
1.尾瀬ヶ原へのアクセス
- 7:45 高崎駅 → 8:35 沼田駅(JR上越線)
- 8:45 沼田駅 → 10:03 尾瀬戸倉(関越バス鎌田線・路線バス)※予約不要
- 10:20 尾瀬戸倉 → 10:40 鳩待峠(乗合バス)※予約不要
2.尾瀬沼からの帰路
- 13:45 一ノ瀬 → 14:15 大清水(乗合バス)※予約不要
- 15:05 大清水 → 16:34 沼田駅(関越バス鎌田線・路線バス)※予約不要
- 17:04 沼田駅 → 17:50 高崎駅(JR上越線)
本当は大清水から14:05発のバスに乗る予定でしたが、間に合わず1本後のバスになりました。
やはり余裕をもったスケジューリングが大切ですね!
3.新宿からの直通バス「尾瀬号」
尾瀬号は、新宿と尾瀬戸倉や大清水を結ぶ高速バスです。便利そうで、利用する方は多そうでした。(新宿〜尾瀬戸倉・大清水 5,000円)
ただ事前予約し発券してしまうと変更はできないので、歩く時間に自信がない場合は、余裕を持った予約がよさそうです。
尾瀬号で来たという元気な女性は、道がすいていて早く着いてよかったと話されていました。
※尾瀬号についてはこちら
尾瀬一人旅にかかった費用
1.宿泊費
- 燧小屋 2泊 26,000円(夕食&朝食つき)※現金のみ
2.交通費
- 1日目:沼田〜尾瀬戸倉(関越バス) 2,400円
- 1日目:尾瀬戸倉〜鳩待峠(乗合バス) 1,300円 ※現金のみ
- 一ノ瀬〜大清水(乗合バス) 1,000円 ※現金のみ
- 3日目:大清水〜沼田(関越バス) 2,600円
3.飲食・その他
- 1日目:燧小屋にて夕食のビール 800円
- 2日目:尾瀬小屋にてランチ 1,000円、ジンジャエール 500円、コーヒー 500円
- 3日目:尾瀬沼休憩所にてピザ 1,800円
- 3日目:大清水にて花豆ジェラート 600円
- トイレ協力金 100円/回
これから尾瀬一人旅する方へ
2024年9月の尾瀬デビューから10ヶ月、2回目の挑戦でしたが、適切な準備と安全対策があれば十分楽しめることを実感しました。
尾瀬には優しいハイカーの方々がたくさんいらっしゃって、ひとりでも安心して歩けました。山小屋のスタッフさんも親切で、快適な滞在でした。
大切なのは無理をしないこと。自分の体力と相談しながら、マイペースで楽しむ。それが一人旅の醍醐味です。
ただし、初めての方はガイドさんとの同行をおすすめします。経験豊富なガイドさんと一緒なら、安全面でも知識面でも心強く、より深く尾瀬の魅力を知ることができるでしょう。
年齢を重ねても、新しい挑戦をすることの素晴らしさを改めて実感した旅となりました。あなたもぜひ、ご自身のペースで尾瀬の魅力を発見してください。
この記事が、これから尾瀬一人旅を計画される方のお役に立てれば幸いです。安全で楽しい尾瀬旅を!


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